81.訓練開始、緑谷 対 蛍 ページ34
蛍「…」
どこで食べてたって私の自由。
相「ここの体育館ともう一つの体育館に半分に別れてもらったが…、またここでも二つグループを作らせてもらうぞ。」
クラス21人。
10〜11人ずつで別れ２つの体育館で授業を受ける。
相澤先生は体育館を二面ずつで使えと言っている。
相「んじゃ名前呼んでいくから素早く整列しろよ。」
耳朗、私、芦戸、緑谷、麗日、飯田。
相「っと…んじゃ俺は少し抜けるぞ。授業終わりに帰ってくる。」
そう言って相澤先生は体育館を出ていった、全て自分達でやれってことか。
体育館の真ん中に仕切りネットが引かれる。二面にしてもこの広さ……充分に戦える。
芦「よぉし！ね、蛍！あたしとやろーよ！」
張り切って芦戸さんが私を相手に誘った。
誰と組むか、順番、全て自分達で決めて対戦した後アドバイスや反省をするらしい。
蛍「…いいよ。」
始め！と耳朗さんの合図と共に芦戸さんはこちらに向かってきた。
芦「ッテテ…！！うぅ〜！こうさーん！！」ｷﾞﾘｷﾞﾘ…
手を掴んで背中にまわして拘束すると芦戸さんは降参した。
麗「んー、三奈ちゃんはやっぱり攻撃が単純なんとちゃうかな〜。」
緑「轟さんはやっぱり体術会得してたんだね！動きが違うよ。」
声が響く体育館内。
私達のグループもそれぞれが対戦し合い反省点を述べたり有益な時間を過ごしたと思う。
何の問題もなく終わると思っていた、いつもの授業のように。
飯「む、まだやっていない組は…緑谷くんと蛍くんだな！」
緑谷の方をチラリと見ると目が合う。
緑「えっと、よろしくね。僕新しい戦い方覚えたばっかで…」
くるりと踵を返して私は位置についた。
彼は…どんどん成長してる。ヒーロー殺しの時の動き…体育祭とは全く違う。
飯「よーい…始め！！」
油断大敵と自分に言い聞かせ私が少し構える。
緑「フルッ…カウル…！」ﾋﾞﾘｯ
あの俊敏な動きと力の制御を取得した彼は前より強くなったはず。
ビュンッとこちらに跳んできた緑谷、そのまま突っ込む…
緑「っ！」ﾀﾞﾝｯ
わけないよね。
私の頭上にまた跳んだ。
緑「ガッ…！」
降り下ろされる拳を掴んでそのまま地面に叩きつけて凍らせようとするも
緑「っぶな！」
やっぱり避けられるか…
緑「轟さんは、どうして強さに拘るの…？」
蛍「戦闘中にお喋り？…なめられたね。」
爆豪といい彼といい…どうしてそんなこと聞くのかな。
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pino(プロフ) - 桜さん» エンデヴァーって絶対親バカだと思うんですよね…笑 (2019年7月3日 20時) (
レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - エンデバーw親バカw (2019年7月3日 20時) (レス) id: 7bef5e0dd1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 美加代さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)頑張ります！ (2019年5月6日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
美加代 - めっちゃ面白いです！もう毎日更新楽しみに待ってます！これからも応援してます！頑張って下さい！ (2019年5月6日 6時) (レス) id: 3ef79b5796 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 南風さん» 漢字難しい…！コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年3月15日 16時
