76.見慣れぬ天井 ページ29
「贋物＿＿正さねば＿＿…誰かが…血に染まらねば…！"英雄"を取り戻さねば！！」
ヒーロー殺しが一歩進んでくる。
「来い。来てみろ贋物ども。…俺を殺していいのは……オールマイトだけだ！！！」
ｶﾗﾝ
ナイフが落ちた音がやけに響いた。
緑「ハッ…」
ドサ、とその場に僕たちはしりもちをつく。
蛍「…！」
この場でこの一瞬＿＿ヒーロー殺しだけが確かに相手に立ち向かっていた。
焦「蛍！！」
ヒーロー殺しの捕獲。そしてヒーロー達が後処理をする頃、僕達は病院へ。
蛍「…」
「ちょっと君、落ち着いて…。ほら後ろの二人もさっさと乗った乗った！」
轟さんは気を失っててやっぱり血を流しすぎたせいだという。僕達三人も大きな救急車に乗せてもらった。
〜蛍side〜
気がついた時、目にしたのは見慣れない天井だった。
蛍「…」
ギシ…と上体を起き上がらせて周りを見渡す。
病院か……、ベッド隣の机には新聞が置いてあってヒーロー殺しの逮捕が大きな見出しになってた。
蛍(……運ばれて一夜明けたってところか…、)
血…流しすぎたんだ。
病室には誰も居なくて部屋の外から陽光と風が入ってきてる。
蛍「よい…っしょ、と…」
ギシ、とベッドから足を下ろして立ち上がる。
蛍「っお…！？」
ふらりと倒れかけるのを机に手をついて阻止する。
蛍「ハァ…、まだまだだな…」
その時ガララと扉を開ける音が。
グ「…！何やっとる、ちゃんと寝てろ。」
蛍「…グラントリノ。」
緑谷が行った事務所の…。
小さい老人ヒーローは側に来て私を気遣ってくれてるようだった。
蛍「…平気です、歩けます。それに……何か話があるようですし。」
扉付近には犬…と男の人がいた。
グ「……ま、平気ならお前も来い。他の三人もこの病院に入院しとる。」
とりあえずこの人達に着いていくことに。
グ「おおォ起きてるな怪我人共！」
緑「グラントリノ！」
飯「マニュアルさん…！」
部屋のなかに入ると三人がいた。
焦「蛍！」
緑「轟さん…！起きたんだね！」
飯「蛍くん…！」
三人共、安心したように笑顔でこっちを見る。……貴方達の方が包帯巻いてると思うけど。特に飯田。
入ると服を引っ張られて兄さんの側へ連れていかれる。
グ「っと、その前に他にも来客だぜ。保須警察署署長の面構犬じさんだ。」
緑「面構！！署…署長！？」
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pino(プロフ) - 桜さん» エンデヴァーって絶対親バカだと思うんですよね…笑 (2019年7月3日 20時) (
レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - エンデバーw親バカw (2019年7月3日 20時) (レス) id: 7bef5e0dd1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 美加代さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！(TT)頑張ります！ (2019年5月6日 8時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
美加代 - めっちゃ面白いです！もう毎日更新楽しみに待ってます！これからも応援してます！頑張って下さい！ (2019年5月6日 6時) (レス) id: 3ef79b5796 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 南風さん» 漢字難しい…！コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年4月21日 19時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2019年3月15日 16時
