39.プライドの話なんだ ページ41
〜緑谷side〜
あまりに違う世界の話でビビった。
目指す場所は同じでも…こうも違うのかって。
焦「言えねえなら別にいい、お前がオールマイトの何であろうと俺は右だけでお前の上へ行く。…時間とらせたな。」
コミックだったら主人公だ。それほどの背景。それに対して僕が言える事なんて…
緑「僕は…ずうっと助けられてきた。さっきだってそうだ…僕は、」
今まで僕を救けてきてくれた人達。
緑「誰かに救けられてここにいる。」
オールマイト、お母さん、麗日さん、蛙吹さん、相澤先生、常闇君、轟さん……挙げたらキリがない。
緑「オールマイトのようになりたい。君に比べたらささいな動機かもしれない…でも僕だって負けてらんない。僕を救けてくれた人達に応える為にも…！」
応えなきゃならないんだ。拳をギュッと握ってさっきの宣戦布告を改めて僕からも返した。
緑「＿＿僕も君に勝つ！」
〜蛍side〜
蛍「ハァ…バトル前に最悪の夢見ちゃった。」
そろそろ昼休憩が終わって最終種目の発表。それが終わればレクリエーションだから…またここに戻ってこよう。
《最終種目、進出４チーム総勢16名からなるトーナメント形式！一対一のガチバトルだ！！》
ミッドナイトが組み合わせ決めのくじを行う。そこで尾白が手をあげた。
尾「俺、辞退します。」
それに驚愕する周囲。
尾「騎馬戦の記憶…終盤ギリギリまでほぼボンヤリとしかないんだ多分奴の"個性"で…」
確か彼が組んでいたのは…
蛍(…心操。)
彼の個性は"洗脳"…尾白と他の二人を使って上がってきたって感じか。きっと他の皆が頑張って上がってきたのに自分は"いつの間にか"勝ち残ってたっていうのが嫌なんだろうな。
尾「…俺のプライドの話なんだ。」
そういって他の二人も辞退。代わりに違うチームが繰り上げになった。
《それじゃあ初戦の相手を確かめろ！これだァ！！》
画面に表示されたトーナメント。
蛍「…芦戸。」
…ああ、あの酸を出す"個性"の。
麗「うう…蛍ちゃん、三奈ちゃんとやねんな…私、爆豪君とだよぉ…」
蛍「…そう。」
隣へやって来てうなだれている。
次はレクリエーションか…出る利益無し。戻ろう。
麗「あ！蛍ちゃん！レクリエーション出ぇへんの？」
蛍「…パス。」
それだけ言ってまた歩きだした。
蛍「…」
エ「何故本気を出さない、蛍。最終種目ではそんな醜態を見せびらかすんじゃないぞ。」
…最悪だ。
40.人の名前はちゃんと呼ぼう→←38."それはとても綺麗な花だった"
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 283人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なる(プロフ) - 遙 (2019年12月30日 19時) (
レス) id: e8d1874213 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - アオイさん» 名前はこれでpart2、3と続いてるのでこのままでいきたいと思っています…！コメントありがとうございました！ (2019年5月22日 20時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 名前変換できるようにすることってできますか？ (2019年5月22日 16時) (レス) id: fd0d6f525d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：pino | 作成日時：2018年11月24日 22時
