33.さぁ…どんなもんかな ページ35
それぞれ整列して選手宣誓が行われた。
一般入試１位だったらしい爆豪が名前を呼ばれる。
爆「せんせー。俺が１位になる。」
当然ヒーロー科な上にこの宣誓じゃブーイングの嵐。
「調子のんなよコラ！」
確かに自尊心の塊ではあるけど…あの顔は調子にのってるとかじゃない。＿自分を追い込んでる？
ミ「さぁ！最初の競技はコレ！」
ミッドナイトにより大画面に表示されたのは"障害物競争"。コースはこのスタジアムの外周約四キロ。
ミ「我が校は自由さが売り文句！ウフフ…コースさえ守れば"何をしたって"構わないわ！」
コースを守れば"何をしても"。
蛍「…なるほど。最初はこれで決定だな。」
ゾロゾロと皆スタート位置へつく。
《スターーーーート！！！！》
わぁぁぁぁと一斉に走り出す。
蛍「…最初のふるい。」
＿＿パキッ…！
辺りにいる人達の足元を一気に凍らせる。
「っが…！痛ぇ！何だこれ！」
「氷！？」
動けない人達の間をタッタッタと走っていくと前に兄さんとＡ組何名かの後ろ姿が見えた。
蛍「前の方も凍ってたな…」
兄さんもしたんだ。考えてた事は一緒って事か。そのまま走っていくと…
〈ターゲット…大量！〉
《さぁいきなり障害物だ！！まずは手始め…》
蛍「大きい。」
《第一関門ロボ・インフェルノ！！》
そこは道を塞ぐように大量の大きなロボットが。
「入試ん時の０Ｐ敵じゃねーか！！」
蛍「…これが一般入試用の仮想敵か。」
さぁどうしようかな。
と考えていると少し前にいた兄さんが仮想敵を氷づけにした。
蛍「さぁ…どんなもんかな。」
目の前にきた大きな仮想敵。
私は身を屈め左手を地面につけて私を囲むように炎を走らせる。
左手を全体的にロボの結合部分へ向けた。
グワァアァと大きな炎がロボットを包むとｷﾞｼｷﾞｼ…と音を立てて動かなくなった。
蛍「何だ…弱いな。ガッカリした。」
第一関門も難なくスルー。
「あっちでも止めたやついるぞ！」
「やった！通れる！」
蛍「あー…やめた方が良いよ。」
ガシャアアァァン！！！！
《１ーＡ 轟キョーダイ！！双子同士で攻略と妨害を一度に！！こいつぁシヴィー！！！》
ロボット関門を抜けると次は綱渡り関門だった。先頭はもう一抜けしたらしい…兄さんか。
蛍「…」
私もシャーッと右足から氷を出して難なく綱を渡っていく。
少し前で爆豪が先頭を追っているのがわかる。
蛍(調子上がってきてる…スロースターターか。)
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なる(プロフ) - 遙 (2019年12月30日 19時) (
レス) id: e8d1874213 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - アオイさん» 名前はこれでpart2、3と続いてるのでこのままでいきたいと思っています…！コメントありがとうございました！ (2019年5月22日 20時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 名前変換できるようにすることってできますか？ (2019年5月22日 16時) (レス) id: fd0d6f525d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2018年11月24日 22時
