20.放り投げられた先に ページ22
「相澤先生…、すごい！」
緑「すごい…！多対一こそ先生の得意分野だったんだ。」
飯「分析してる場合じゃない！早く避難を！！」
イレイザーヘッド…強いなやっぱり。
発動系、変形系の個性を見ている間は消すことが出来る"個性"
焦「！…蛍！何してる、早く来い！」
まだ見てたいけど今は避難しよう。離れた所にかたまって避難しようとしている皆の所まで歩き始めた。………が、
「ハッハッハ！！コレも未来のヒーロー候補だよなァ！！」ﾊﾞｯ
蛍「！」
柵の下からガバッと飛び出てきたのは敵。
焦「！？、蛍！！」
視界の端に兄さんがこちらへ走りだそうとしているのが見える。
蛍「…！！」ｸﾞｲｯ
凍らせる前に首根っこを掴まれて相澤先生の居る所、広場の方へ思いきり投げ飛ばされた。
さっきいたとこはここ全体が見渡せる出入口。つまり私はこのまま広場に落ちたら肉塊になる。
八「蛍さんが！！」
緑「轟さん！！」
13「駄目です…！君たちは早く避難を！！」
空中で逆さまに放り出され、皆の方を見ているとこっちを驚愕した顔で見ているクラスメイトと13号先生の前に黒モヤが立ち塞いだ。
私は平気なのに。
馬鹿、こっち見てないで目の前の敵に集中しないと＿＿
蛍「黒モヤ！！！目の前！！！」
焦「蛍…！」
ヒュオオオと今度は真っ逆さまに広場へ落ちていく。
蛍「よし…、」
ある程度落ちていってここだという距離で滑り台のような氷を出して着地。
蛍「…上手くいった。」
「おい！何か降ってきたぜ！」
「ヒヒヒ、こいつもヒーローの卵だ！！」
やっぱり広場が一番敵密集してるんだな…
蛍「どれだけ倒せるかな…、実戦の方が確実に力はつく。」
周りで気持ち悪い笑みを浮かべている敵が一斉に飛びかかってくる。
蛍「雑魚には負けない。」
かがんで右手を地面につけてブワッと一気に冷気が包んだ。
バキバキ…！！
「な……、」
「い、痛ェ…！！」
蛍「はぁ…」
まだ多数いるな、敵。
相「轟！！！」
大声で私の後ろに跳んできた相澤先生。
相「何やってる！？何で避難してない！」
蛍「避難する前に敵に放り投げられてここに来たんです。」
背中合わせに怒鳴る相澤先生。
蛍「足手まといにはなりません。」
相「そういう事じゃ……、はぁ…わかった。隙が出来次第すぐに逃げろ！いいな？」
蛍「はい。」
そう応えると同時に私も先生も敵へ向かっていった。
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なる(プロフ) - 遙 (2019年12月30日 19時) (
レス) id: e8d1874213 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - アオイさん» 名前はこれでpart2、3と続いてるのでこのままでいきたいと思っています…！コメントありがとうございました！ (2019年5月22日 20時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 名前変換できるようにすることってできますか？ (2019年5月22日 16時) (レス) id: fd0d6f525d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2018年11月24日 22時
