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56.ラブコメにありそうなセリフ ページ9

樹『なにわらってんだ!』

?『ふふ、すみません。それにしても千紗が友達を連れてくるなんて…。』

千『拾っただけだって。それより優仁お腹すいた、昼飯できてる?』

?『出来てますよ。』

千『んじゃ食べよー!』


そのまま千紗はスタスタ奥へ行ってしまった。俺は玄関でくつをはいたままつったっている。


優『君も良かったら食べていきなさい。』


ニコッと笑って背中を向けた。俺もくつをぬいで千紗達の後を追った。




千『チャーハンじゃん、やりぃ。』

優『千紗は好きでしたね。』


俺は先にテーブルの前に座っていてチャーハンを持ってきた男と千紗といっしょに昼飯を食べた。まて、俺ここに何しにきたんだ…??


優『あ、自己紹介がまだでしたね。私は旭 優仁。この子の保護者にあたる者です。』


旭 優仁…、こいつが保護者か…うん、ごめんその前にさ。


樹『口のまわりにめっちゃごはんつぶついてんだけど。』

優『あ、』

千『優仁、いい大人がさすがにそれはつけすぎだぞ…』


旭、という奴は慌てて口もとを拭う。そしてまたニコッと笑った


優『ふぅ…見苦しいものを見せました、すみません。それで君は?』

樹『いやまだとれてないけど。』

千『いやもういいわ!!さっさと自己紹介しろや!』


目の前の男は慌ててまた口もとを拭っている。それを無視して自己紹介した。


樹『おれは鳳 樹。この前神社でこいつにたすけてもらった。』

優『へぇ!千紗この子を助けてあげたんですか?』

千『ハァ…助けたつもりはないっての。こいつをぼこってた奴らがうるさかったから。』


男は千紗の頭に手を置いた。


優『それでも結果的には助けたんです。』


優しい眼差しで見ているが千紗はうざったそうにしている。


千『…優仁、スイカあったよな?食べよう!』

樹『お前ほんと食い意地だけははってるよな…』

優『千紗は食べ物が好きですから。』


その後千紗は縁側に座ってスイカ食べてた。俺達はチャーハンを食べていて千紗の後ろ姿を見てた。


樹『なぁ…あんた千紗とどういう関係なの?』

優『何ですかそのラブコメにありそうなセリフは。』

樹『ちっげぇよ!ふつーにきいてんの!』


何だか不思議な人だった、ずっとニコニコと笑顔だ。これはこれでムカつくけどな。




優『家族であり先生でもありますよ。』




これが先生に初めて会った日だった。

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エイム(プロフ) - どうもはじめまして塩コショウ派の黄身カチカチ派です (2020年5月2日 22時) (レス) id: 749cfc485c (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - マロンさん» ご指摘&コメントありがとうございます!!思いっきり今気づきました…、私のミスで混乱させてしまってすみませんでした…。 (2019年11月29日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - すごく面白いです!ついでですけどpart2の73なんですが、どこでコナンくんに会ったんですか?よく分からなくて。教えてください!応援してます!頑張ってください! (2019年11月29日 20時) (レス) id: 81eb5f8e4a (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - 黒豆春さん» ありがとうございます!……やはり塩コショウ派が多い。 (2019年1月21日 17時) (レス) id: 959de6d87f (このIDを非表示/違反報告)
黒豆春 - 初コメです!pinoさんの小説、面白くていつも読んでます。これからも頑張ってください!!なみに私も半熟塩コショウ派です! (2019年1月21日 15時) (レス) id: 6e47ac83d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pino | 作成日時:2018年12月27日 19時

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