【名探偵コナン】お前ら…私を巻き込むんじゃねェェェ！！！part2

76.メガネゴールイン！！ ページ29

〜千紗side〜


コ「…ねぇ安室さん。どこに向かってるの？」

千「いや出口に決まってるでしょ。」


名探偵〜？何言ってんのまた何か良からぬことでも考えてるの？


コ、安「…」


え、いや何この空気。めっちゃ私の考えがアホみたいじゃん。つか何で金髪さん何も喋らないの？何か嫌な予感するんだけど。


安「…その内わかるさ。」

コ「安室さん…！」


コナン君がそう言ったと同時に


「…来たか。」

安「お待たせしました。」

千「エッ」


武装した輩が数人、陰から出てきた。金髪さんにガシッと腕を掴まれて一緒に前へ出る。


安「連れてきました。」

千「え、何を？」


さっきとは人が変わったようにニヤリと笑って男達と普通に話している。


「そいつが人質か？ハッ…女を選ぶとはテメェも情けがねェ！」

安「情け？僕にそんなものがあると思いますか？」

千「いやいや置いていくなや何の話？聞き間違いかな、人質って言った？」


しかも今完全に"バーボン"やん。はめられた？人質にされちゃった感じかなコレ。ウワー周りに怖いオニーサン達がいるぅ〜。


安「さぁ…例の"薬"の情報を教えて下さい。」

「おっとそれはソイツをこっちに渡してからだ。」


くいくいと指を動かして私を渡すよう要求する。…なるほどね、薬の情報提供に私(人質)と交換ってか。金髪さんは手にグッと力をいれた。


千「…」

安「…、」


ス、と腕をはなされる。あーハイハイ行きますよそんな睨まないで下さいオニーサン方。つかあのメガネどこいった。


千「…いでででまた縛られるんですか２回目なんですけど。」


見るからに組織の下っ端の下っ端じゃん誰かタスケテー


安「さあ早く情報を…、」

「悪ィな"バーボン"、そいつは無理だ。お前も殺して上司の機嫌取りでもすることにした。」


あーやっぱりこの展開？予想通りこの武装集団、恐らく組織とか細い糸で繋がっているこの方達やりましたね。


千「いい加減にしてくんない？」


眠たそうなうんざりしたような私の声が響いた。


千「買い物してたら縛られるわ銃突きつけられるわ人質にされるわまた縛られるわでスリルショックサスペンスもいいとこだよ！！」

「あぁ？いいからお前は黙って…」


そこまで喋って私を拘束していた男は黙った。いや黙らされた、何でかと言うと顔に盛大なゴールが決まったからだ。…サッカーボール。


千「シューート！ゴォルイーン！」

コ「変な実況やめて！？空気読んで！！」

77.記念に間抜けヅラ撮っとこ→←75.金髪ヒーロー名前を間違えられる

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す