【文スト夢小説】clover【男主】

更新できてなくてごめんなさい┏○┓ ページ35

あわわっごめんなさい＿○／|＿ 土下座
最近受験まで50日を切ったこともあり全然更新ができておりません……(´；ω；｀)
私事で大変申し訳ありませんが合格……できたら合格まで暫く更新はお待ちいただきたく思います……。
メモから引っ張ってきたコツコツ書いてた書きたいネタだけ申し訳程度に載せておきます……



溢れるほどの詰草を

「立体映像の異能者か…！」

横浜の闇社会を牛耳るポートマフィアと探偵業を生業とする武装探偵社。二つの組織の長が対面するというなんとも類い稀いな状況が実現していた。

「………さて、柊(ひらぎ)くん。」

柊。
その一言を聞いた探偵社の数名が大きく目を見開く。

「柊、だと…！？」

思わず、と言った調子で声を漏らすのは次期社長と名高い国木田。そんな動揺を知ってか知らずか、足音を響かせ一人の青年が現れた。

「…はい。すでに仰せのままに調べ終えております。そして私が“所属”していた頃に比べ、数名の新入社員が見受けられます。然し乍ら全員の名前、顔、異能の特徴等でしたらこちらに。」

「ふむ、仕事が早くて助かるよ。嗚呼それと…。戸惑いを隠せない様子であるから少し自己紹介をしてあげなさい。」

手にしていた書類から探偵社の面々へと目を向ける柊。徐に立ち上がり探偵社員らへと数歩歩み寄った。

「真逆ｯ…本当に柊なのかｯ…？」

福沢が問う。その声には俄かに信じられないというような思惑が滲んでいた。



「…さて、すでにご存知の方、そうでない方も含めて。………改めまして、“元”探偵社員の…今はマフィアの一介の構成員に過ぎませんが…柊朱璃と申します。…以後、お見知りおきを。」


｢君のような地位にいて“一介の”だなんて嫌味と取られるかもしれないよ。｣

クスクスと笑う森の声など耳に入らないようで探偵社の面子は眩暈を覚えそうだった。
彼は＿三年前に行方を眩ませたまま消息不明であったからだ。
こうしてようやく見つけることが出来て、それでいてマフィアだと言う。全てが信じられなかった。

「何故…何故社を裏切った⁉柊‼」

国木田が叫ぶ。当の本人はその一言に傷ついたような顔をした。

「っ……私を裏切ったのは貴方達でしょう！？何故…！私を…信用、してくれなかったのです…？」

辺りに声を響かせ叫ぶ彼などポートマフィアの面子はおろか、探偵社の誰も見たことがなかった。

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