１８* side:You ページ19
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みんなを駅まで送ってから
真司郎さんと二人並んで家まで帰っている
「明日ね...」
そう声をかけても、上の空で全く話を聞いていない
．
「(...涼太を会わせたのはダメだったかな)」
でも、いつか私だって誰かの物になるわけだし
真司郎さんがどうしてそこまで
私の男性関係に執着するのかは分からないけど
たまに、怖くなる
この人の愛の方向はどこへ向いてるんだろうって
．
家に着いてからも様子はおかしくて、さすがに心配だった
そして、不意に昔の記憶が過った
真『ええか？Aには俺だけでええねん』
真『...次会うときまで、ずっと綺麗でおって』
真『そのままずっと』
．
私を見る目が、あの時とまったく一緒だった
まるで...
．
「ごめんね、疲れたよね...先にお風呂入って？」
そう言い、背の高い彼の胸元に手を添える
見上げたその顔はやっぱり綺麗で
体の芯から香るような良い香りが好き
．
いつもなら優しく笑ってくれるのに今日は違う
熱の篭った目、真剣な表情
真司郎さんが一人の男に見える
．
彼は昔から何かを隠してる
一緒に住んでたらそれくらい分かる
あなたは一体何を抱えてるの？
．
何でも言い合える家族だと思ってたのに
．
それはいきなりのことで
手を引っ張られ、体を壁に押し付けられる
指を絡ますように重ねた手はゴツゴツしてた
．
「真司郎さん...？」
咄嗟に名前を呼んだ
だって、目の前にいる彼は違う人みたいだから
．
まるでその視線は、憎悪と愛情
私を支配しようとしてる
こんな真司郎さん、知らない
．
ふわっと視界が暗くなる
唇に、生温かい感触が触れる
息が苦しくなるほどの深い深いキス
抵抗も敵わない強い力
．
“やめて”と心で叫んでるのに、届かない
体を密着させ逃げ場を無くされる
．
その指が太ももを這う
体の芯がゾワッとして嫌悪感で鳥肌が立つ
．
音を慣らして乱される秘部が、恥ずかしいくらい疼く
．
何これ、私
こんなの知らない
．
知らない、知らない
．
頭が真っ白になって、絶頂に達してしまった
実の叔父によって
世界が壊れる音がした
．
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桃(プロフ) - まってましたあああ！！本当にありがとうございます生きててよかった (2021年1月4日 13時) (
レス) id: 891670169f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新楽しみにしてます！Twitterとかしてますか？？ (2019年12月3日 0時) (レス) id: a54df85738 (このIDを非表示/違反報告)
もなみ - 久しぶり更新本当に楽しみにしてました (2018年12月11日 0時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
もなみ - いいところでストーリー終わらせますね！ (2018年10月28日 20時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年10月28日 14時
