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．
いつも通り仕事を終えて
いつも通り家へと帰る
．
ソファに座ってスマホを見ると
Aからのメッセージが一件
Aあと20分くらいで家に着くよ
真「...ほんまに来るんか」
休む暇も無いなと思いながら
初めて会うAの友達たちに少し期待して
とりあえず、おもてなしの準備をしておく
．
すると玄関が騒がしくなって
「ただいま！」
朝の様子からは考えられないくらい
元気な声が聞こえて
ゾロゾロと制服を着た若者たちが入ってくる
．
桜「わぁ！本当に與真司郎じゃん〜超イケメン！」
その騒ぐ声に敵わない若さを感じながら
「あれ、涼太は？」
剛「コンビニで飲み物買ってから来るって」
そんな会話をしたそのタイミングで
また玄関から音がして、もう一人部屋に入ってくる
．
真「(...そいつが涼太)」
Aが連れてきたのは女の子1人と男子2人
まさか、男が来るなんて思いもしなかった
．
あぁ、懐かしい
この心にグルグルと渦巻く黒い気持ち
「リビングで使ってもいい？私の部屋じゃ狭くて...」
俺の横に立って甘えるように上目遣いをするA
それに俺が弱いことは分かってやってる
．
真「...ゆっくりしていきや」
それだけ言い残して
俺は自分の部屋へと向かった
．
ベットに倒れ込みながら
さっきの奴の顔が頭をよぎる
真「...涼太」
あいつだけ何故か、引っかかる
．
「あはは、本当におもしろい(笑)」
楽しそうなAの声が奥から聞こえる
．
もし、俺とAが
同じ学校の同級生として出会っていたら
．
もし、俺とAが
叔父と姪っ子という関係じゃなかったら
俺の気持ちを我慢なんてすることなんて無かった
この、近すぎる距離に戸惑うことも無かった
．
何度、願っただろう
この血液の繋がりが無くなること
この気持ちを抑える理由は
ただ、それだけしかないんだから
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桃(プロフ) - まってましたあああ！！本当にありがとうございます生きててよかった (2021年1月4日 13時) (
レス) id: 891670169f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新楽しみにしてます！Twitterとかしてますか？？ (2019年12月3日 0時) (レス) id: a54df85738 (このIDを非表示/違反報告)
もなみ - 久しぶり更新本当に楽しみにしてました (2018年12月11日 0時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
もなみ - いいところでストーリー終わらせますね！ (2018年10月28日 20時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年10月28日 14時
