chapter2 ページ5
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教室に入ると私の周りにワッと人だかりができた
みんな私の事を心配してくれていたみたい
優しいなぁ
そんなこんなで久しぶりの授業が始まった。
やっぱり1ヵ月以上休んでしまったのは痛かった。
数学が全くわからない。助けて
はぁ、とため息をついて、ふと見える空席。
私の斜め前の席
あの有名な高校生探偵の工藤新一くん。
大きい事件に追われてるだかなんだかでずっと学校に来ていない
1年生の頃はしょっちゅう工藤くんに数学を教えて貰っていた。
「お前…他はすげーのに数学だけバカだよな」
と暴言を吐かれたことがある。
もっとオブラートに包んで…傷付いてるんだよこのやろー
ぼー、と考え事をしていると授業終了の鐘がなった。
急いでノートに板書する。
それを繰り返して放課後。
私はいつも通り、蘭と園子と帰路についた。
「今日はAの復活祝いにポアロ寄ろうよー!」
「いいね!そうしよう!」
園子の提案に蘭も大賛成。
私も断る理由が無かったのでついていくことにした。
「あっ!!蘭お姉さんと園子お姉さんだ!!!」
前から来た小学生集団に声をかけられた。
え、二人って小学生と仲いいの?
人脈すごいなぁ
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玲生(プロフ) - おじさん意外とかっこよかった (2月15日 17時) (レス) @page29 id: 7f34fd14ff (このIDを非表示/違反報告)
キリン(プロフ) - 胸くそ展開すぎて好きです🫰 (7月24日 15時) (レス) @page29 id: 261e0dc8c8 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 初コメント失礼します。文章もとても綺麗で読みやすく、最後は物語の中に入り込んだように恐怖を感じました。そしてハイブリストフィアのような闇のある作品が好きな私からすると本当に面白くて最高でした。この作品を完結させて残して下さりありがとうございました。 (2023年3月18日 17時) (レス) @page29 id: 0d9b393e0f (このIDを非表示/違反報告)
いちきちゃん - こわぁ、、神、、ありがとうございます (2023年2月22日 22時) (レス) @page29 id: bbdd29e3b1 (このIDを非表示/違反報告)
きなこmochi - 他の作品と終わり方が違くてすごく良かったです!!永遠ループというのが鳥肌がたちました。 (2021年7月10日 20時) (レス) id: e0f0f02020 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こずめ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shinkuru101/
作成日時:2017年11月4日 16時