だいにわ、遡る ページ4
「ほあー！ようやく終わったぁ！」
そのままドサッと楽屋に置いてあるソファにダイブする。
「にしても、今日のスケジュールはなかなかにハードだったねぇ」
そう言って俺の横に座ってくる我らがリーダー、アベル。
「Ich bin müde.(俺も疲れた)｣
ドイツ語でそういうバシリーは俺とアベルで座れなくなったソファを見つめ、何を思ったのか俺の腹に腰を下ろした。
「ごふっ」
「寝るなよ、A」
「この状況で俺が寝られると思ったマリアーノ凄い。尊敬。」
「…ああ、そうだな。敬え仔羊ちゃん」
「ぶっ殺すぞ」
まぁ、そんなこんなで色々あってようやく家に着いたのが23時。
はぁ、人気者は今日も辛いぜ。
ため息を付きながら自分の部屋のカードキーをスキャンさせ…………
え？
あれ？
「扉がない………えっ、」←
カードをスキャンする以前に扉が忽然と姿を消していたのだ。だから丸見え。俺の部屋、丸見え。
待ってよーこのホテルどうなってんだよー扉消えるの？このホテル。え、そういう？霊の悪戯みたいな？いや、扉消すのは辞めようよ、、あからさま過ぎるよ、、
そう思い、部屋のカードキーをカバンにしまうと、自分の部屋から見知らぬ銀髪がやって来たのだ。
「え、誰…ヘリナの親戚……？」←
「高階勇の息子だな」
「あ、はぁ…父さんの仕事の関係者っすか…父さんここにいないっすよ…」
「お前に用がある」
「俺FBIじゃなくてアイドルっすよ…」
そして今、だ。
両手両足縛られベッドにごろんしてる。←
何度かこの姿を写真に撮られている。
何処かに送っているようだ。
え、もしかしてネット…？うちの事務所…？身代金！？！？
1番最悪の場合を想像していると、それの尻ポケットに入れているスマホが何度も振動している。
誰だ？
「あの、ジンさん。俺のスマホ誰かから電話来てるんでスマホ取ってもらってもいいですか？尻ポケットっす。」
ジンさんはわかった、と返事すると俺の尻ポケットに手を伸ばした。ただ抜き取ればいいものを、ジンさんは何度も俺の尻を揉んでくる←
何やってんねん
「柔らかいな」
「俺の尻だからな！！！そこらへんの女よりいい尻してんぞ俺は！！」←
取ってもらったスマホ画面を見るとなんと父さんという文字。
今までろくに電話なんてしてこなかったのにどうしたんだ急に？
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苑(プロフ) - とても面白かったです！続編楽しみにしてます！ (2018年4月1日 23時) (
レス) id: ec4a3c37d4 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 続編楽しみに待ってます！ (2017年7月26日 14時) (レス) id: eea9290c90 (このIDを非表示/違反報告)
倉木 勝(プロフ) - 続編待ってます！！！！全裸待機してますね(いい笑顔) (2017年4月16日 21時) (レス) id: e5f691c473 (このIDを非表示/違反報告)
春夏秋冬四季折々 - めっちゃ面白かったです！更新停止しないでええぇぇ！！！！！ (2017年4月10日 21時) (レス) id: 6d5bac4935 (このIDを非表示/違反報告)
こずめ@元チューニング(プロフ) - 神無月さん» わあああああコメントありがとうございます！！めっちゃ嬉しいです元気出ました！！不定期更新ですが頑張ります！！ (2017年2月12日 0時) (レス) id: 913a70f390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こずめ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shinkuru101/
作成日時：2017年2月1日 18時
