【名探偵コナン】コリングウッドくんは大きくなりたい【男主】

だいじゅうはちわ、少年探偵団 ページ22

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茶髪クールビューティちゃんに「自己紹介すれば？」と言われてハッとなっている男の子3人。



「じゃあ僕から！僕は円谷光彦です！よろしくおねがいします！有元くん！」

一番まともそうだなぁ

「小嶋元太！」

お前は名前しか言えないのか

「…僕は江戸川コナンだよ、よろしくね！」



え、待って向こうから話しかけに来てくれたよー探す手間が省けたラッキー！


「えっと、よろしく、円谷くんと、小嶋くんと、江戸川くん… 」


僕が遠慮がちにそう言うと、3人は満足したようににっこりと笑った。


江戸川くん、本当に僕と同じ境遇の人なのかな…普通にただの小学一年生だよ…

赤井さんが言ってたみたいに、「江戸川コナン…探偵さ」なんて言いそうにない雰囲気だよ？
違う江戸川コナンなのかな←


「…私は灰原哀。よろしく、有元くん」

茶髪クールビューティちゃんが口を開いて自己紹介をしてくれた。


少しツンツンしてる感じがなんとも可愛らしいな

「…灰原さん、よろしく…」

僕も少しぺこり、とお辞儀をしとく。

「私はもう知ってると思うけど、吉田歩美！よろしくね！鳴世くん！」

「うん、よろしく」

「そして私たち…」


歩美ちゃんはまだ続けた。

私たち？



「少年探偵団！」


バッ！と灰原さんと江戸川くん以外がかっこいいポーズを取る。



「detective(探偵)…?」

無意識に英語で話してしまった。


少年探偵団って…これ、江戸川くんも入ってるんだよね？なら別の江戸川コナンじゃなくてこの江戸川コナンじゃん！合ってた！！


「やっぱり有元くんって純粋な日本人じゃなかったんだ」

「えっ、なんで」

「だって、今の流れからしたら有元くん絶対無意識だったよね？無意識で英語が出てくるって事は最近まで英語が普通だった国にいたからじゃない？違う？」

にやりと笑って僕にそう言ってくる江戸川くんは完璧に探偵そのもの。


「…江戸川くんって、推理小説好きそうだなって思ってたけど、探偵さんだったんだね」


江戸川くんの目をみつめると、江戸川くんはえ？と声をあげていた。


「江戸川乱歩とコナン・ドイルでしょ？自分の子供に推理小説の著者の名前付けちゃうなんて相当推理小説が好きなmamとdadyなんだなーって。そんな両親の息子なら、推理小説読んでそうだし…」


僕も推理小説は好きだからね、と付け加えると江戸川くんの体が反応した。


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だいじゅうきゅうわ、江戸川くんが怖い→←だいじゅうななわ、泣いていい？

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