八話 ページ10
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｢どうしました？｣と、お姉さんの綺麗な笑顔に見とれて言葉を発さなくなったAにお姉さんは不思議に思ったのか、声をかけてきた
流石に、お姉さんの笑顔に見とれていた、なんて本人の前で言えるわけがない
Aは顔を真っ赤にして俯きながら｢何でもないです…。｣と答えた
それからと言うもの、受付のお姉さんはAと話す為にわざわざ受付のカウンターから出てきてくれた
立ち話もなんですし、と言われて近くにあった机付きの純白のソファに案内されたが、そこまで時間があるわけではないので遠慮しておいた
だが受付の前で話しているのは流石に他のお客さんに邪魔になるので、2人で少し隅の方によって話していた
お姉さんと少し話してから、ふと自分の腕時計に目を向ける
約束の時間は8:00
今の時刻は7:40
さすがに15分前には取引場所に着いていたいので、そろそろお暇しなければ。
｢えっと、そろそろ時間なので、俺はもう行きますね。声を掛けて下さってありがとうございました。お陰でとても緊張が解れました。｣
そう言ってニッコリと微笑めば、お姉さんは安心したように胸をなで下ろした
｢そうですか、それは良かった。お仕事頑張ってくださいね。｣
｢お姉さんも、頑張ってください。｣
お姉さんとの時間はとても裕福だった。
社会人にとって仕事が最優先。
少し名残惜しいが渋々お姉さんと別れ、取引場所である25階へと足を運んだ。
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ねお(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！応援してます〜 (2016年10月1日 13時) (
レス) id: 847ec38613 (このIDを非表示/違反報告)
こずめ@元チューニング(プロフ) - アナウンスさん» ありがとうございます！はい！更新頑張ります！！ (2015年9月12日 2時) (レス) id: 913a70f390 (このIDを非表示/違反報告)
アナウンス - 凄く面白いです！実況者さん大好きなので、楽しみに更新待ってます (2015年9月10日 21時) (レス) id: d03cb7f796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こずめ＠元チューニング | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shinkuru101/
作成日時：2015年9月8日 1時
