十話 ページ12
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Aの動画投稿のスピードは、3日に1個である。
どんなに仕事が忙しくても、動画投稿を怠る事は決して無い
それはAが実況者を始めるにあたって決めた決まり事であり、けじめである。
忙しさのあまり生放送の日にちがずれてしまったりする事も多々あるが、その分生放送の回数を増やしたり、2個動画を投稿したりと、視聴者に余り不快感を持たせないようにしている。
その為視聴者からの人気は凄まじく、多くの実況者が彼を尊敬している
しかし当の本人は全く気にすることなく、これが当たり前だと思ってやっているので、彼の普段からの優しさか身にしみる瞬間であるのだ。
｢…それじゃあ、俺の家行く？｣
フジが笑顔で自分の家の方向を指さす
Aもそれに合わせてフジの指の先の道を見つめる
｢そうだな、お前の家行く。｣
そう、フジの提案を承諾した瞬間普段あまり鳴らないLI●Eの通知音がした
画面を見ると、アルバイト先の店長から。
｢………あっっ！！！｣
自分のこと後の予定を思い出した
｢ごめんフジ！俺、この後バイトあるからまた今度な。明日にでも連絡してくれ。｣
｢えっ！？ちょ、A！？｣
フジの焦り声を背中に聞きながら急いでバイト先のお店へと向かう
偶然、依頼主の会社からバイト先の喫茶店は近くにあって、多分20分もかからない。
ラッキー、と思いながら全力疾走。
普段あまり運動しないAにとって、例え20分もかからないにしても生き地獄である
現にまだちょっとしか走っていないにも関わらず、凄い息切れだ
明日絶対筋肉痛だよ……。
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ねお(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！応援してます〜 (2016年10月1日 13時) (
レス) id: 847ec38613 (このIDを非表示/違反報告)
こずめ@元チューニング(プロフ) - アナウンスさん» ありがとうございます！はい！更新頑張ります！！ (2015年9月12日 2時) (レス) id: 913a70f390 (このIDを非表示/違反報告)
アナウンス - 凄く面白いです！実況者さん大好きなので、楽しみに更新待ってます (2015年9月10日 21時) (レス) id: d03cb7f796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こずめ＠元チューニング | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shinkuru101/
作成日時：2015年9月8日 1時
