【名探偵コナン】不老不死になっていた件について。【男主】

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顔面ってまじかよ、この男容赦ないなぁ

俺の顔、今どういう状況になっているんだろうか

俺の顔面に弾丸を打ち込んだ張本人である男は俺を見て言葉で言い表せないような顔をしていたので相当なのだろう。

蘭ちゃんやコナンくんも絶句。

あっ、ちょっと待って左目が！なんか、やばい感じだ！取れそう！


ポロ、





「あ」

「ひぃ！？」



目 が 取 れ た



鏡見なきゃ分からないけど絶対グロテスクな顔してるよね！？

まぁいいや！今更こんな事気にしてもどうにもならん！さっさと脅してさっさと面かるぞ！！！



なんて言おう、と悩んでいると途端にバタン、と大きなものが床に倒れる音が複数聞こえた。
前を向けば、強盗たちが全員倒れている。どうやら俺の左目が取れたのがかなり効果的だったようだ。

左目が取れたせいで真っ黒だった視界もだんだんと回復しつつあるのでそろそろ左目も元通りになる頃だろう。
撃たれた箇所も熱が引いていって、試しに右足を見てみれば穴が空いていた皮膚も綺麗になっていた。

服はどうにも元には戻せないのであとでバレないようにこの場から去るしかなさそうだ。

もう俺たち客を脅かす強盗は全員倒れた。

人質たちは大いに喜ぶ場面であるが、誰ひとりとして喜ばないし、喋りもしない。
全員の目が、Aに向けられている。

これ、どうやって切り抜けようか…

と考えていた瞬間、ずっと閉まっていたシャッターがガラガラと大きな音を立てて開いていく。
そして拳銃を掲げた警官たちが沢山銀行内に入ってきた。

店内にいたお客さんたちは全そちらを向く。

「(今だ！)」

そう思い俺は他の人たちが警官の元へ行くなかバレないように反対方向にある銀行内のトイレへと駆け込んだ。

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