【名探偵コナン】不老不死になっていた件について。【男主】

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あの黒い空間を通って、いつも通り意識が無くなって、どれくらい経っただろうか。俺はゆっくりと目を開けた。

目の前に映るのは見たこともない天井。(当たり前だが。)


前回は何処かの森の中だったから安心だ。今回は室内か、神様が気を使ってくれたのか？


ゆっくりと起き上がり、自分の身体や周りを見渡す。

俺はいつの間にか学ランを着ていた。


(なら今回の世界は義務教育制度があるという事)

そして自分が寝ていたベッドはパステルカラーを基調としていて、隣に置いてある勉強机も可愛らしいキーホルダーなどが付いている。

まるで女の子の部屋だ。


(え、俺男だよな！？まさかこの世界では性別も変わっちゃったのか！？)


胸を触る。

ない。


股間を触る。


ある。



(お、男だぁ…よかったぁ……)


ほっと胸を撫で下ろす。


すると突然部屋のドアがゆっくりと開いた。びっくりして思わずかけて合った布団を自分の顔に引き寄せて顔を隠すようにした。





「あ！お兄さん起きたんだね！」




えっ？



「よかったぁ、頭は痛くない？」

扉の向こうから現れた少年は俺の元までとてとての可愛らしく駆け寄ると、俺の頭に手を伸ばして優しく撫でた。

「う、ん。大丈夫…」


「そっか！じゃあ僕蘭姉ちゃん呼んでくるね！」


「え、あ…」


そう言ってすぐにこの部屋から去ってしまった、少年。









え？(混乱)

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