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今日は彼が京都から帰ってくる
あれから1年、全く連絡を取らなかった
彼にそのつもりはなくても俺の中ではお世話になっていた先輩だったから連絡しないのは気が引けたけど、でもなぜか手が動かなかったんだ
それに、俺から連絡がなくたって彼は彼で新しい環境を満喫していたんじゃないかって思う
もともとやめたがっていたんだ。もしかしたら東京との縁を切りたいと彼が思っているかもしれない
…帰ってこないかもしれない。
そんな彼の邪魔はしたくない。って、彼の背中を鬱陶しいほど追いかけまわしていた俺が今更言えたもんじゃないけど
だから、彼への恋心も封印して、あれはすこし範疇を超えた憧れの一種だと言い聞かせて。
．
｢あれ、大野じゃね？｣
皆で彼を出迎えていると
遠くから見ても分かる
一年ぶりの彼の姿
｢おかえり。元気だったか？｣
｢…ん｣
｢相変わらず塩対応だな｣
｢ちょっとは逞しくなったか？｣
舞台に出ていたせいか体付きは確かに前よりしっかりしたかもしれないけど、
…雰囲気が、
｢…！｣
どことなく印象が変わった彼を思わずじっと見つめてしまって、目がばちっと合う
捕らえられたら逃げることができないと分かっている俺は、その瞳からすぐに逸らした
｢…大野？｣
みんなの不思議そうな声が聞こえて
｢…ちょっと来い｣
その瞬間、ものすごい勢いで腕を引かれた
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秋(プロフ) - きよさん» きよさん、コメントありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: 66570c840e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - 秋さん、更新ありがとうございます。「三番目にでも」なんて翔くん悲しすぎです。若い頃の事とはいえ智くん酷いです。この後どうしたのか、お話し待ってます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 7f433b7b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2018年7月16日 9時
