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目の前が真っ暗になる
あの時の自分はほんとにそうなった
視界とは裏腹に頭は真っ白になって
「……京都」
「…ん、」
彼が京都に行くって知って、自分がなんて答えたのかは覚えてない
それほどにショックだったんだ
.
.
彼が東京を離れてからはしばらくは正気じゃいられなかった
毎日泣いて、泣いて泣いて、
もう枯れるほど泣いた、と思っても毎日涙は出て
しばらく経って、やっと普段通りに生活が出来て(普段通りって言ってもずっと彼のことを考えてしまっていたけど)
そうなると声が聴きたくなって。
久しぶりに彼に連絡を入れようかなんて思っていた
「大野さん一応元気でやってるってさ」
「そうなの?」
「まあ、あの大野だもんなー肝座ってそうだし」
別に聞くつもりは無かったけど
にのとJr仲間が話してるのが聞こえて、
「(…にのと大野くん…連絡とってるんだ、)」
なんとも言えない、心に突っかかるような気持ちが現れて
.
「…大野くんは元気に過ごしてるんだね、」
連絡を取るのをやめた
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秋(プロフ) - きよさん» きよさん、コメントありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します! (2020年8月24日 13時) (レス) id: 66570c840e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - 秋さん、更新ありがとうございます。「三番目にでも」なんて翔くん悲しすぎです。若い頃の事とはいえ智くん酷いです。この後どうしたのか、お話し待ってます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 7f433b7b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:秋 | 作成日時:2018年7月16日 9時