検索窓
今日:3 hit、昨日:21 hit、合計:90,777 hit

ページ4

目の前が真っ暗になる






あの時の自分はほんとにそうなった





視界とは裏腹に頭は真っ白になって







「……京都」



「…ん、」







彼が京都に行くって知って、自分がなんて答えたのかは覚えてない





それほどにショックだったんだ







.








.








彼が東京を離れてからはしばらくは正気じゃいられなかった





毎日泣いて、泣いて泣いて、



もう枯れるほど泣いた、と思っても毎日涙は出て







しばらく経って、やっと普段通りに生活が出来て(普段通りって言ってもずっと彼のことを考えてしまっていたけど)



そうなると声が聴きたくなって。



久しぶりに彼に連絡を入れようかなんて思っていた







「大野さん一応元気でやってるってさ」


「そうなの?」


「まあ、あの大野だもんなー肝座ってそうだし」







別に聞くつもりは無かったけど



にのとJr仲間が話してるのが聞こえて、







「(…にのと大野くん…連絡とってるんだ、)」





なんとも言えない、心に突っかかるような気持ちが現れて







.








「…大野くんは元気に過ごしてるんだね、」






連絡を取るのをやめた

*→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (156 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
364人がお気に入り
設定タグ:OS , AS , NS、MS
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - きよさん» きよさん、コメントありがとうございます!今後ともよろしくお願い致します! (2020年8月24日 13時) (レス) id: 66570c840e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - 秋さん、更新ありがとうございます。「三番目にでも」なんて翔くん悲しすぎです。若い頃の事とはいえ智くん酷いです。この後どうしたのか、お話し待ってます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 7f433b7b81 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2018年7月16日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。