聖杯戦争2日目 7 ページ43
「今日は戻ろう。このまま挑むのは危険すぎる。」
私がそうに言うと神崎はじめ、サーヴァント達も頷いた。
「グッドチョイスよ。ここで突っ込むのは得策じゃないわ。」
「まずは相手の事を知るべきだ。オレも、その選択が好ましいと思う。」
「じゃあ戻りましょう。と、その前に…、隠蔽結界張ってくれる？」
「え、あ、うん。」
言う通りに結界を神崎の周りに張る。神崎は結界を確認すると手を組んで何やら魔術詠唱を始めた。
やがて詠唱が終わった神崎は一息ついて組んでいた手を離した。
その手の中からは小さな目がいくつか転がっていた。
ちょっと気持ち悪い。
「な、なにこれ。」
「何って魔術的監視カメラよ。適当に転がしとくから隠蔽魔術張っといてくれる？とびきり強いやつよ？気づかれたら終わりなんだから。」
そう言いながら神崎は上条邸の周囲に目玉をばらまいていく。怖い。ぎょろぎょろ動いてる。夢に出てきそうだ。
私は目を背けたくなるのを我慢して一つ一つ丁寧に隠蔽魔術を施した。
「これであいつの動向は探れるわ。グッジョブよA、褒めてあげるわ。」
「うえ、嬉しくない。」
あの目玉が脳裏に焼き付いている。あぁ夢に出てきませんように出てきませんように…、今だけは神様呼び出して頼りたい…。
車に乗り込み、自宅へと帰る。
今日も賑やかで疲れたなぁ、なんて平和な事を考えていた。
帰宅。のちインドラ神からの熱烈なハグ。
「愛し子よー！！」
「その手を離せ、Aはオレのマスターだ。」
カルナが静かに顔を歪めてインドラ神を引き剥がす。頬にキスされそうになっていたが寸前で止められた。
「しかし私はずっとAを待っていたのだぞ？少しは私の気持ちを考えてくれても良いではないか！」
少しお怒りのインドラ神だが、ぴょんぴょん揺れる黒いくせっ毛がかわいいと思ってしまった。不敬だ。緩んでしまった表情を隠すように私は微笑んだ。
「私の事を思っていてくださりありがとうございます。…ただいま、戻りました。」
そう言うとインドラ神は機嫌を直してくれたようで微笑み返して私の頭を撫でてくれた。
夕食に買ってきたレトルトカレーを食べた。
美味しい。従者の人達がたまに作ってくれるカレーも美味しいけどこれも美味しい。恐るべし現代技術。ちょっと驚き。
「美味いな。」
カルナも美味しそうにカレーを食している。
私のカレーとカルナのカレーは味が違う。美味しそうなカルナカレーも試したいけど…、
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狂弥(プロフ) - みんみさん» ありがとうございます〜！フォロー失礼しますね！ (2019年9月24日 14時) (
レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 狂弥さん» 了解です！それでしたらこちらのアカウントにどうぞ！@shinkisato3711 (2019年9月24日 14時) (レス) id: 5aac6cf717 (このIDを非表示/違反報告)
狂弥(プロフ) - みんみさん» コメント返信ありがとうございます！まだ未成年なので全年齢の方がいいです！ (2019年9月24日 13時) (レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 狂弥さん» こんにちは！コメントありがとうございます！そんな事を言ってくれるなんて嬉しいです…！Twitterやってますよ！ほぼfateの話だけど18歳以上しか許可できない裏垢と、あまりfateの話はしないけど全年齢向け、どちらがいいですか？ (2019年9月24日 7時) (レス) id: 5aac6cf717 (このIDを非表示/違反報告)
狂弥(プロフ) - こんばんは！いつも更新楽しみにしてます！質問なのですがTwitterなどはしているのでしょうか？不快でなければ教えていただけると嬉しいです！ (2019年9月23日 23時) (レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみ | 作成日時：2019年8月28日 22時
