聖杯戦争2日目 4 ページ40
前来た時と同じフードコートに来て、私たちはアイスを食べていた。特に私たちに買うものもないし、神崎を待っていよう。
…というか本当に私たち来る意味あった？情報収集の名目の元、連れ回されてるだけな気がする。
(まぁそれを言ったら私も数日前、カルナを連れ回した訳だけど。)
…でも、こうしてカルナと出かけるのは、楽しい。
だからほんのちょっとだけ、あいつにも感謝して…ないないない。絶対、無い。
あいつに感謝とかありえない。考えを振り払うようにカルナを見た。
「美味しい？」
「あぁ。現代には美味な物が驚くほど沢山あるな。正直、驚きっぱなしだ。」
「そうなんだー。そうだ、カルナは昔どんなものを食べてたの？」
アイスから口を離し、カルナをじっと見つめる。
カルナも不思議そうな表情でこちらを見つめ返した。
「む？オレか？オレの食事の話など聞いてもつまらんと思うが。」
「私が、聞きたいから。」
「…そんなに特別な物は口にしていなかった。オレなどは戦士だったから野営が多くてな。大抵は捕らえた獣や魚だったよ。」
「うわタンパク質だね。栄養偏りそう。」
「なるほど、お前はそう思うのか。オレは考えたこともなかった。」
なんてたわいもない会話を続けながらアイスを食べる。いつの間にか周りにいた家族連れはいなくなり、新たにカップルが席についている。少し時間が経ったようだ。
最後に残ったコーンを口に運び、荷物を整えた。
「よし、せっかく来たからちょっとうろうろしてみよっか！」
「お前がそういうのならば。」
私が席から立ち上がると、少し遅れてカルナも立ち上がった。特に買うものはないがふらふらしてみよう。何か得られる物があるかもしれない。
「レトルトカレーだって。」
「ほう。」
シンプルなデザインで統一された店内の奥に行くとレトルトカレーが大量にあった。服や家具などを売ってるお店で何故カレー？謎は尽きない。
「現代じゃインドと言えばカレーってイメージだよ。カルナの時代にはあった？スパイス使って作る料理。」
私はかがみこんで、棚の下のレトルトカレーにまで目を通す。カルナも私に倣うようにかがみこんだ。
「どうだろう、少なくともオレは知らんな。だが、香辛料と肉や野菜の煮込みはあった。カレーとやらの前身かもしれん。」
「へぇーそうなんだ。何か買おっかな、カルナも食べる？」
「オレはサーヴァントだ。気遣いは要らん。」
なんて言うので無理やり食べさせる事にした。
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狂弥(プロフ) - みんみさん» ありがとうございます〜！フォロー失礼しますね！ (2019年9月24日 14時) (
レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 狂弥さん» 了解です！それでしたらこちらのアカウントにどうぞ！@shinkisato3711 (2019年9月24日 14時) (レス) id: 5aac6cf717 (このIDを非表示/違反報告)
狂弥(プロフ) - みんみさん» コメント返信ありがとうございます！まだ未成年なので全年齢の方がいいです！ (2019年9月24日 13時) (レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 狂弥さん» こんにちは！コメントありがとうございます！そんな事を言ってくれるなんて嬉しいです…！Twitterやってますよ！ほぼfateの話だけど18歳以上しか許可できない裏垢と、あまりfateの話はしないけど全年齢向け、どちらがいいですか？ (2019年9月24日 7時) (レス) id: 5aac6cf717 (このIDを非表示/違反報告)
狂弥(プロフ) - こんばんは！いつも更新楽しみにしてます！質問なのですがTwitterなどはしているのでしょうか？不快でなければ教えていただけると嬉しいです！ (2019年9月23日 23時) (レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみ | 作成日時：2019年8月28日 22時
