聖杯戦争2日目 2 ページ38
「もしかして嫉妬してた？」
なんて聞く訳にも行かず、悶々としたまま食卓についた。私とカルナの他に神崎とランスロット卿、それにインドラ神。賑やかな食卓になりそうだ。
「…！何よこれ…和食なんて…、こんな…、くっ…美味しい…！家の英国式ブレックファストは負けないと思ってたのに…！！」
「これは見事。シェフに会えたら是非お礼を申し上げたい。」
「何よセイバー、家の朝食よりこっちの朝食の方が好きなの？」
「い、いえ！決してそのような事は…。」
「うんうん、日本式も良いな！カルナよ、そこの醤油を取ってくれ。」
「承知した。これだな。」
「ちょっカルナそれポン酢！」
本当に賑やかだ。とても楽しいし、ご飯もいつにも増して美味しく感じる。
先程まで悶々としていたのが嘘のように心は晴れやかで、こんな日がずっと続けばいいのに、と思った。…いやよく考えたらこんなのが毎日続いたら疲れるな。
自然と微笑んでしまって、それを隠すようにお米を口に運んだ。
ジャパニーズティータイム。
私たちは食事を終えた後、居間でお茶を飲みながらテレビが流す音を聞いていた。
「さて、これからどうするつもり？」
最初に口を開いたのは神崎だった。
「…もちろん、上条の正体がわかった以上、何とかしたいけど…」
「あいつのサーヴァントは強力。迂闊に手を出せないってね。」
「そう。」
やはり魔術師同士考える事は一緒だ。
「…神崎、そういえば貴女の家を燃やしたのって…。」
「前も言った通り、起きたら既にぼうぼうだったの。私は全く知らないわ。でも、セイバー。貴方は何か見たんでしょ？」
皆の視線がランスロット卿に集まる。
ランスロット卿は普段から厳かな表情をさらに厳かにして口を開いた。
「はい。しかし見えたのは火が放たれているところのみ。肝心のサーヴァントの姿やマスターの姿は見えませんでした。」
「そっか…。」
自然発火を起こせるサーヴァント？そうしたらキャスターくらいしか思いつかない。
「たぶん現時点で私の家を襲った奴の特定は無理よ。他の奴を探しましょ。そっちは何か知ってる？」
「おそらくアサシンと、そのマスターなら。」
神崎の目が細められる。
「…詳しく聞かせなさい。」
「聖杯戦争の前日、ここの家にアサシンが忍び込んでた。カルナが私を護ってくれて、何とかなったけど…。全く気配を感じなかった。マスターはたぶん40歳以上の男性。それしかわからないよ。」
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狂弥(プロフ) - みんみさん» ありがとうございます〜！フォロー失礼しますね！ (2019年9月24日 14時) (
レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 狂弥さん» 了解です！それでしたらこちらのアカウントにどうぞ！@shinkisato3711 (2019年9月24日 14時) (レス) id: 5aac6cf717 (このIDを非表示/違反報告)
狂弥(プロフ) - みんみさん» コメント返信ありがとうございます！まだ未成年なので全年齢の方がいいです！ (2019年9月24日 13時) (レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
みんみ(プロフ) - 狂弥さん» こんにちは！コメントありがとうございます！そんな事を言ってくれるなんて嬉しいです…！Twitterやってますよ！ほぼfateの話だけど18歳以上しか許可できない裏垢と、あまりfateの話はしないけど全年齢向け、どちらがいいですか？ (2019年9月24日 7時) (レス) id: 5aac6cf717 (このIDを非表示/違反報告)
狂弥(プロフ) - こんばんは！いつも更新楽しみにしてます！質問なのですがTwitterなどはしているのでしょうか？不快でなければ教えていただけると嬉しいです！ (2019年9月23日 23時) (レス) id: 23f56e940f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みんみ | 作成日時：2019年8月28日 22時
