私は十六夜咲夜の妹でNRCに通います【深海の商人編】 (ページ29)

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episode 3-29 ページ29

ジャック「どんな例えだ。食ったことあんのか、それ。ゲホッ......たしかにすごい味だが....」

エース「魔法薬のマズさって割と深刻な問題だと思うんだけど、何で大人はみんな放っとくんだろーね。.......うっぷ」

デュース「味より効き目のが大切なんだろ。ん.....なんだ？少し、息苦しくなってきた......っ！？」

A「ｯ......、私も....、少し....ｯ、息苦しい.....」

ジャック「肺が水中呼吸に対応してきたってことか？」

エース「はぁ、はぁ.....やべ、ホントに苦しくなってきた。早く海ん中行こーよ！」

ジャック「闇の鏡よ！俺たちを珊瑚の海へ導きたまえ！」

ー少女、移動中ー

ー珊瑚の海ー

グリム「がばばばば！いきなり水の中なんだゾ！溺れ死ぬ！」

デュース「.....っ、あれ？苦しくない」

グリム「え？あ、本当なんだゾ」

A「きっと魔法薬の効果..なんだろうね」

ジャック「マジで水の中で息ができてるんだな」

エース「うわ、一面の珊瑚礁、すっげー眺め！ケイト先輩が見たら「マジカメ映え～」とか言って撮影しまくりそー」

A「すごく綺麗だね、スマホがあればこの景色撮ってたよ」

ジャック「ゆっくり景色を楽しんでるヒマはねぇぞ。早い所、目的の場所へ向かおう」

ジャックの言葉で歩き始めた

グリム「ふんがｯ！水の中って全然前に進めねぇんだゾ～」

ー少女、移動中ー

ーアトランティカ記念博物館前ー

デュース「おっ......何か見えてきた」

エース「あれ、アトランティカ記念博物館じゃね？」

グリム「ふなっ！足が魚みてぇになってるヤツらがいっぱいいるんだゾ」

グリムの視線の先には人魚がいた

ジャック「人魚.......か？マジで水の中で生活してる奴らがいるなんて」

A「へぇ、この世界にも人魚はいるのね....」

その時、何か大きな影が見えたのと同時に聞き覚えのある声が聞こえた

？？？？「あ～～～～♡きたきた、シロイルカちゃんたち」

？？？？「ごきげんよう、みなさん。いかがです？海底の世界は」

グリム「この声は......そっくり兄弟！」

フロイド「正解で～す」

リーチ兄弟を除く全員「！！！！！」

この時、全員が驚いた
フロイドさんとジェイドさんの姿がいつもと違っていたからである

ジャック「あ、あんたらなんだその姿は！？」

ジャックがそう尋ねた