私は十六夜咲夜の妹でNRCに通います【深海の商人編】 (ページ24)

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episode 3-24 ページ24

ラギー「だって、レオナさんは部屋に召使いがいるのとか慣れっこでしょ？宿代代わりに、身の回りの世話は全部そいつらにやらせればWin-Winじゃないスか」

レオナ「ガルル.....ラギー、テメェ......」

ラギー「いやぁ～、オレ、まだ寮対抗マジフト大会の時の傷が癒えきってないんスよね～。魔法薬まで飲んでまで魔法を使ったからかハードワークはしんどくて、なにせ、レオナさんのために命張っちゃいましたから。コイツらがレオナさんのお世話を手伝ってくれたら治りも早くなる気がするなぁ」

レオナ「............チッ、小賢しい野郎だなテメェは」

ラギー「やだな、嘘じゃないッスよ。シシシッ！」

レオナ「だが、そう簡単にオレの傍に置いといてやるわけにはいかねぇな。おい、テメェら、ちょっと来い！」

レオナさんの声で寮生が3人来た

サバナクロー寮生A「はい、お呼びですか寮長！」

サバナクロー寮生B「あ、テメェらマジフト大会前にサバナクローにスパイしに来た奴らじゃねぇか」

サバナクロー寮生C「逃した獲物が自分から帰ってきた！へへへ！」

レオナ「ウチの寮生と勝負しろ。勝ったら、小間使いとして置いてやっても良い。だった3日とは言え、サバナクローにか弱いお荷物を置いとくつもりはねぇんでな」

A「.....お手柔らかにお願いしますね」

ー少女、戦闘中ー

レオナ「テメェら草食動物にあっさり負けやがって......俺の顔に泥を塗ってんじゃねぇよ」

サバナクロー寮生A「キャインッ！すんませんっ！」

そう言うと寮生たちは行ってしまった

グリム「約束は約束なんだゾ！3日間寝泊まりさせろっ！」

レオナ「グルル........、チッ.......、少しでも騒がしくしやがったら3日経ってなくても即座に外に放り出す。わかったな」

A「わかりました」

グリム「ホッ.......取り敢えず野宿は免れたんだゾ」

ラギー「んじゃ、ジャックくんは余ってる布団をレオナさんの部屋に運んでやって」

ジャック「了解っス」

ラギー「.........シシシッ！ラッキー♪ これで3日間はオレの雑用が減るッスね」

レオナ「ったく、あの野郎......聞こえてんだよ。あとで覚悟しとけ。.........オラ、草食動物ども、ついて来い。ちんたらすんな」

ー少女、移動中ー

ーサバナクロー寮、レオナの部屋ー

グリム「ほぁ～～～、なんか、ワイルドな男の部屋！って感じなんだゾ」