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曜「起きたん?」


時計は2時を指していた

真司の実家に行くのが緊張して なかなか寝付けなかった



『寝れなくて』


曜「ココア 淹れたるから 座っとき」




曜くんは 立ち上がった



私は さっき言われたことが気になって


心がドキドキしてしまった




曜「真司のこと、 好き? どんぐらい好き? どんな所が好き?」


曜くんはココアを私に渡しながら 3つの質問をしてきた



『言葉にしなくても 私と、真司が分かり合えてればいいんだよ?』



そう言うと 曜くんは 少し眉間に皺を寄せた


さっきまでのような 優しい顔じゃなくて



狼みたいに 怖かった




曜「俺やったらあかんの? 俺やったら....Aちゃんの傍におれるで? Aちゃんに、なんかあったら 俺は守れる。 真司は守られへん 彼女やのに....守られへん」



『そんなことを本気でいって.....』





私はそれ以上語れなかった


曜くんに唇を....奪われてしまった。




抵抗しても 曜くんの舌は 止まることは無かった





『ちょ.....っ よっ ようくん......っ』



曜くんの手が 寝間着の中に入った


お腹あたりを撫でて 敏感な部分を撫でた





『よ.....っ だめ.......っ』



曜「大人しくせな 真司が起きてまうやろ?」






そう言われて 私は少し前の記憶がフラッシュバックされた






" しーっ 静かにしないと樹里に声が聞こえるでしょ? 声を出さないで 我慢して....."


" A....っ 愛してる....っ "


"Aは、 香川なんかに渡さない。 一生俺のものだから"







『うぅ....苦しいよ。 真司......っ』




私の声は情けなく


白い天井に 溶けていった

32→←30 .Shinji



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作者名:Sky x他1人 | 作成日時:2017年9月5日 1時

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