２３話（過去編） ページ28
平子side
どういうこっちゃ…！なんで、拳西と白が虚になってるんや！それに…ひよ里まで！！！
目の前におるんは、拳西んとこの東仙か…！？
「なんでや…お前…拳西を…
自分とこの隊長を…裏切ったんか…！？」
？「裏切ってなどいませんよ
彼は忠実だ ただ、忠実に僕の命令に従ったに過ぎない
どうか、彼を責めないでやって下さいませんか 平子隊長」
「…藍………染…！！」
「やっぱし…お前やったんか…」
藍染「気づかれていましたか。流石ですね。」
「当たり前やろ…」
藍染「いつから？」
「オマエが母ちゃんの子宮ン中おる時からや…ッ」
藍染「成程」
「俺はずっとオマエを…危険やと…信用でけへん男やと思っとった…
せやから俺は、オマエを五番隊(ウチ)の副隊長に選んだ… オマエを…監視するためや藍染…！」
藍染「…ええ。感謝しますよ平子隊長。あなたが僕を深く疑ってくれたお陰であなたは気づかなかった」
「…気付いとった言うてるやろ…」
藍染「いいえ。気付かなかったでしょう？ この一月あなたの後ろを歩いていたのが僕ではなかったという事に」
「…な…！？」
藍染「“敵”にこの世界のあらゆる事象を僕の意のままに誤認させる。それが僕の斬魄刀「鏡花水月」の真の能力です。
その力を指して“完全催眠”と言う」
「…完全………催眠やと……！？」
藍染「あなたは鋭い人だ平子隊長。あなたが普段他の隊長が副官に対するそれと同じように僕に接していたなら或いは見抜くことができたかも知れない。
だが、あなたはそうしなかった。」
な、何を言うてんねん……！俺は、こいつが怪しいと思っとった…だから、俺の部下に置いといて監視していた………それが、間違っとったってことか…？わからん…！
藍染「あなたが今そこに倒れているのはあなたが僕の事を何も知らないでいてくれたお陰なんですよ平子隊長」
「…藍染…」
藍染「それからもう一つ、あなたは先程僕に“監視するために副隊長に選んだ”と言いましたがそれは間違いです。
隊長の【副隊長任命権】と同様に隊士側には【着任拒否権】というものがあります。まぁ実際にそれが行使されることは稀ですがそれでも僕には“副隊長にならない”という選択肢もあった。
何故そうしなかったか。…理想的だったからです。あなたのその僕に対する過大な疑念と警戒心が僕の計画にとってまさに理想的だったからです」
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nana民(プロフ) - 細かいかもしれませんが、２５話の最後が藍染が愛染になってます、いつも楽しみに見てます! (2022年7月8日 9時) (
レス) @page30 id: 52a3fcc53d (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - だんだんと過去のストーリーが進んできてますね！！この調子で頑張ってくださいね！！ (2020年3月19日 8時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - 藍染が平子隊長達を裏切る場面を見てみたいです！！夢主人が出るのか出ないのか気になります！！更新を楽しみに待っています！！ (2020年3月17日 20時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
こっちん - ストーリーがすごく面白かったです！夢主の設定を見た時から気に入りました！！次回の更新を楽しみにしています！ (2020年3月17日 6時) (レス) id: e1802d5515 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：莱啾 | 作成日時：2019年2月12日 14時
