2-1 はじめましての時間 ページ7
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隔離校舎、想像以上に遠い。地図を見て見上げた先には、オンボロの木造りの校舎があった。
私は烏間先生に連れられて、教室のドアの前に立つ。
この先に、先生が。
緊張と不安で縮み上がる心臓を抑え、ドアを開けた。
目の前には、黄色い触手を生やした超生物。
その生物は、私の顔を見た瞬間に笑みを浮かべたまま一瞬硬直した。
一秒にも満たない硬直だったが、動揺していると判断するには十分な時間だった。
………やっぱり。この生物は先生なんだ。
「……はじめまして、先生。Aといいます。よろしくお願いします」
先生に気づいてもらえるように、変装もしていないし偽名も使っていない。
でも先生が教師としてどう在ろうとしているのかを知りたいから。先生の生徒のうちの一人になりたいから。
みんなの前では、はじめましてのフリをさせてね。
「ええ、はじめまして。Aさん。ようこそE組へ。歓迎します」
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空席に座ればよいとのことだったので、一番後ろの空席に座る。
すると、隣の席の赤髪の男子が声をかけてきた。
「ねえ、君って殺し屋なの？」
「どうしてそう思うの？」
「だって先生を暗殺するこの教室に、この時期に来る転校生だよ？ 暗殺関連としか思えないじゃん」
それに烏間先生も苦い顔してるし、と彼は烏間先生を指差してニヤニヤ笑う。
「別に、たいして強くないよ」
明言を避けた私の返答に「へぇー」と彼は呟いた。
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千々(プロフ) - 花游さん» ああ！ 同志が！ 同志がいる！(感涙) とても嬉しいです！ ありがとうございます！ 本当にこの物語は二代目のために書いているようなものなので……最後の最後までぜひぜひお読みいただければと思います！ 絶対に後悔させませんので！ (3月17日 16時) (
レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
花游(プロフ) - 本当に、本当にありがとうございます……二代目さんの夢女なので命が助かります……！！（ ; ; ）応援しております！！ (3月17日 15時) (レス) @page22 id: 4e8b8c9da9 (このIDを非表示/違反報告)
千々(プロフ) - 棗さん» コメント、モチベになるので本当に嬉しいです！ ありがとうございます！ 続きもぜひぜひ楽しんでいただければと思います！ (3月12日 18時) (レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
棗 - とっても面白かったです！続きを楽しみに待ってますっ((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (3月12日 16時) (レス) @page8 id: d1397bd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千々 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tidierika2/
作成日時：2024年3月9日 17時
