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「……実は先生……人工的に造り出された生物なんです！」
……あれ。
「だよね。で？」
「にゃやッ反応薄っ！ これ結構衝撃的告白じゃないですか！？」
「……つってもなぁ、自然界にマッハ20のタコとかいないだろ」
「宇宙人でもないのならそんくらいしか考えられない」
「で、あのイトナ君は弟だと言ってたから、先生の後に造られたと想像がつく」
当たり前だ。
それくらいのことは少し考えればわかるはず。
きっとみんなが知りたいのは、その先だろう。
「どうしてさっき怒ったの？ イトナ君の触手を見て。殺せんせーはどういう理由で生まれてきて……何を思って
先生がこの教室に来た理由。
それは、私も知りたい話だ。
どうして先生は教え子に裏切られたのにも関わらず、こうして教師をやっているのか。あの実験施設内で、なにがあったのか。
「残念ですが、今それを話したところで無意味です。先生が地球を爆破すれば、皆さんが何を知ろうが全て塵になりますからねぇ」
……私は、先生が地球を爆破しようとしている理由も知らない。
悔しくて、唇を噛む。
「逆にもし君達が地球を救えば……君達は後でいくらでも真実を知る機会を得る」
先生は私たちに向き直り、笑みを深めた。
「もうわかるでしょう。知りたいなら行動はひとつ。殺してみなさい。
先生の中の大事な答えを探すなら……君達は暗殺で聞くしかないのです」
どこまでも、この人は先生なんだな。
自分の命を使った暗殺教室。ここで私たちに学ばせようとしてくる。
それが先生の望みなら、私も全力で暗殺をして応えよう。私自身の手で、先生を殺そう。
(幸いにも、ここには心強い仲間がいる)
先生を殺すために、これからなにをすればよいだろうか。
強敵と向かい合ったときのスリルを思い出し、笑みが溢れた。
＿＿＿きっと、私は根っからの殺し屋だ。
・
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千々(プロフ) - 花游さん» ああ！ 同志が！ 同志がいる！(感涙) とても嬉しいです！ ありがとうございます！ 本当にこの物語は二代目のために書いているようなものなので……最後の最後までぜひぜひお読みいただければと思います！ 絶対に後悔させませんので！ (3月17日 16時) (
レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
花游(プロフ) - 本当に、本当にありがとうございます……二代目さんの夢女なので命が助かります……！！（ ; ; ）応援しております！！ (3月17日 15時) (レス) @page22 id: 4e8b8c9da9 (このIDを非表示/違反報告)
千々(プロフ) - 棗さん» コメント、モチベになるので本当に嬉しいです！ ありがとうございます！ 続きもぜひぜひ楽しんでいただければと思います！ (3月12日 18時) (レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
棗 - とっても面白かったです！続きを楽しみに待ってますっ((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (3月12日 16時) (レス) @page8 id: d1397bd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千々 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tidierika2/
作成日時：2024年3月9日 17時
