8-1 転校生の時間・1時間目 ページ32
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修学旅行も終わり、今日から通常授業だ。
烏間先生からのメールによると、今日から新たに転校生が加わるらしい。
「まぁ、殺し屋だろうなぁ」
E組に転入してくることは基本的にできない。なぜなら椚ヶ丘中学校に入学した上で、成績不良、素行不良として落とされるのがE組だからだ。
だからどう考えてもこの転校には国が絡んでいる。
先生を殺すために送り込まれた転校生暗殺者。
いったいどんな子なんだろう。
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教室に入ると、箱があった。
「なにこれ？ メイドインノルウェー……。なにかしらの機械っぽいけど」
すると画面が光り、女の子の顔が映し出された。
『おはようございます。今日から転校してきた、自律思考固定砲台と申します。よろしくお願いします』
そうきたか。ついに国は人工知能を転校生暗殺者として送り込んだらしい。
烏間先生が頭を抱えながら説明してくれた。
……なんか、私の編入の件といい、今回の自律思考固定砲台の件といい、苦労人なんだなぁ、烏間先生。
でも、殺し屋として送り込まれた人工知能は私たちの授業に配慮してくれるだろうか？
答えは、否。
彼女は私たちの授業中にも、一切構わず砲撃をし続けた。そして彼女は先生の触手一本を破壊する。
……確かにすごい。その性能は尊敬に値するだろう。
けれど、ここには生徒と
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翌朝には自律思考固定砲台の周囲に、ガムテープが巻きつけられていた。
『殺せんせー。これでは銃を展開できません。拘束をといてください』
「うーん、そう言われましてもねぇ」
『この拘束は、あなたの仕業ですか？ 明らかに私に対する加害であり、それは契約で禁じられているはずですが』
すると、私の右隣方向から自律思考固定砲台に向かってガムテープの芯が投げつけられる。
下手すると私に当たりそうなのでやめてほしい。
「ちげぇよ、俺だよ。どう考えたって邪魔だろうが。常識くらい身につけてから殺しに来いよ。ポンコツ」
普段横柄な態度でみんなを困らせている寺坂だが、今回ばかりは誰もその言い分に反論しなかった。
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千々(プロフ) - 花游さん» ああ！ 同志が！ 同志がいる！(感涙) とても嬉しいです！ ありがとうございます！ 本当にこの物語は二代目のために書いているようなものなので……最後の最後までぜひぜひお読みいただければと思います！ 絶対に後悔させませんので！ (3月17日 16時) (
レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
花游(プロフ) - 本当に、本当にありがとうございます……二代目さんの夢女なので命が助かります……！！（ ; ; ）応援しております！！ (3月17日 15時) (レス) @page22 id: 4e8b8c9da9 (このIDを非表示/違反報告)
千々(プロフ) - 棗さん» コメント、モチベになるので本当に嬉しいです！ ありがとうございます！ 続きもぜひぜひ楽しんでいただければと思います！ (3月12日 18時) (レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
棗 - とっても面白かったです！続きを楽しみに待ってますっ((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (3月12日 16時) (レス) @page8 id: d1397bd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千々 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tidierika2/
作成日時：2024年3月9日 17時
