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その後も話が盛り上がり、みんなで楽しく騒いでいると、襖が開いた。
「おーいガキども〜。もうすぐ就寝時間だってことを一応言いにきたわよ〜」
「一応って……」
「どうせ夜通しおしゃべりするんでしょ？ あんまり騒ぐんじゃないわよ」
ビッチ先生はそのまま退出しようとするが、ビールを持っていることに倉橋ちゃんが不満をこぼす。
「先生だけお酒飲んでずるーい」
「あったりまえでしょ。大人なんだから」
「そうだ！ ビッチ先生の大人の話聞かせてよ！」
「確かに、ちょっと気になる」
「はぁ？」
「普段の授業よりためになりそう！」
「なんですって！？」
「いーからいーから！」
矢田ちゃんがビッチ先生の背中を押して中に入ってくる。
私たちに興味を持たれて満更でもなかったのか、ビッチ先生も自身の話を話し始めた。
「子供には刺激が強いから、覚悟なさい？ 例えばあれは17のとき……ってそこ！」
「うぇ、先生！？」
ふと気がつくと、先生が隣で正座をしていた。
「さりげなく紛れ込むな女の園に！」
「えぇ〜？ いいじゃないですか、私もその色恋の話聞きたいですよ」
体をピンク色にしてニヤつく先生に女子陣が迫る。
「そういう殺せんせーはどうなのよ？ 自分のプライベートはちっとも見せないくせに！」
「そーだよ。人のばっかずるい〜」
「先生は恋バナとか無いわけ？」
「そうだよ！ 巨乳好きだし片想いくらい絶対あるでしょ！？」
やだなぁ、先生はかつて、冷酷無比の殺し屋だったんだ。そんな色恋沙汰にうつつを抜かすようなことがあるはずが……。
「にゅや〜……」
突然先生は高速で飛び上がった。
「え！？ うそ、先生に恋バナあるの！？」
「逃げやがった！ 捕らえて吐かせて殺すのよ！」
対先生ナイフを持ってみんなで追いかける。でもマッハ20の先生に追いつけるはずもなく。
最後にはみんな息を切らしてしまった。
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夜中、ふと目が覚めた。
周りを見れば全員が寝ている。
明日も早いし、もう一度寝よう。
そう思って目を閉じると気づかないうちに小声で呟いていた。
「……お兄ちゃんに会いたい」
バカだ。
私からお兄ちゃんの元を離れたのに。
今更、こんなことを思うなんて。
布団の端をギュッと握った。
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千々(プロフ) - 花游さん» ああ！ 同志が！ 同志がいる！(感涙) とても嬉しいです！ ありがとうございます！ 本当にこの物語は二代目のために書いているようなものなので……最後の最後までぜひぜひお読みいただければと思います！ 絶対に後悔させませんので！ (3月17日 16時) (
レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
花游(プロフ) - 本当に、本当にありがとうございます……二代目さんの夢女なので命が助かります……！！（ ; ; ）応援しております！！ (3月17日 15時) (レス) @page22 id: 4e8b8c9da9 (このIDを非表示/違反報告)
千々(プロフ) - 棗さん» コメント、モチベになるので本当に嬉しいです！ ありがとうございます！ 続きもぜひぜひ楽しんでいただければと思います！ (3月12日 18時) (レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
棗 - とっても面白かったです！続きを楽しみに待ってますっ((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (3月12日 16時) (レス) @page8 id: d1397bd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千々 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tidierika2/
作成日時：2024年3月9日 17時
