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兄と決別したあの日から、私は先生を探していた。
まず最初にしたことは、最後に兄と先生が連れ立って暗殺しに向かったターゲットの周辺捜索。
ターゲットは殺されていたが、そこには先生のものでも、兄のものでもない弾痕が残っていた。
弾痕の残り方から、複数人が相当な大きさの銃を使用したと推測。
そこから複数人の人間を運べる大きさの乗り物の痕跡を集め、それがとある研究機関の私的車両であることを特定。
しかし、その研究機関の警護は堅く、潜入はおろか内部の目視さえも難しかった。
ハッキングには成功したが、その情報すらも暗号化されていて解読できたのは意味のない言葉ばかり。
確かに先生はそこにいるはずなのに。
すぐそこまで来ているのに。
仕方がないので以前使用した偽の住民票を流用し、研究機関の近くに住み、機会を待ち続けていた。
そんなとき、月が爆発した。
月が爆発したその日、研究施設は壊滅した。
その壊滅した研究所から飛び出すひとつの影。人の形をしているが、触手と、圧倒的な速さを持つ怪物。
「………先生だ」
なんの根拠もなく、そう思った。
明らかに先生とは違う見た目。
けれど、私にはなぜかあの生物が先生だという確信があった。
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そこからは速かった。
日本政府の防衛省の監視。
超生物の目撃情報の収集。
私は一ヶ月も経たないうちに、あの超生物が椚ヶ丘中学校3年E組で教師をしているという事実を突き止めた。
それを知ったとき、強烈な吐き気が胃の底から迫り上がってきた。
「なんで、なんで教師なんかやってるの」
先生は弟子に裏切られたのに。
先生の生徒は私とお兄ちゃんだけだったはずなのに。
先生は＿＿＿＿＿＿
私のことを、見てくれなかったくせに。
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千々(プロフ) - 花游さん» ああ！ 同志が！ 同志がいる！(感涙) とても嬉しいです！ ありがとうございます！ 本当にこの物語は二代目のために書いているようなものなので……最後の最後までぜひぜひお読みいただければと思います！ 絶対に後悔させませんので！ (3月17日 16時) (
レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
花游(プロフ) - 本当に、本当にありがとうございます……二代目さんの夢女なので命が助かります……！！（ ; ; ）応援しております！！ (3月17日 15時) (レス) @page22 id: 4e8b8c9da9 (このIDを非表示/違反報告)
千々(プロフ) - 棗さん» コメント、モチベになるので本当に嬉しいです！ ありがとうございます！ 続きもぜひぜひ楽しんでいただければと思います！ (3月12日 18時) (レス) id: 1d9d509371 (このIDを非表示/違反報告)
棗 - とっても面白かったです！続きを楽しみに待ってますっ((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ (3月12日 16時) (レス) @page8 id: d1397bd03f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千々 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tidierika2/
作成日時：2024年3月9日 17時
