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※シエル視点でいきます。Aさんは、隣室に隠れたままです。
シエルside
ストーンガーデンでのディナーが終わり、応接室に戻ると早々にシエルは椅子へと座った。
「いやぁー堪能させて頂きました。…それでは、契約の方を…」
「その前に、双六の続きだ」
有無も言わさず、シエルは強要する。その言葉に、ダミアーノは困った表情を浮かべながら言葉を続けた。
「あっ…そうですなぁ。…ですが…申し訳ありません。…次の約束が…」
「‘子供’はゲームに貪欲なんだ。君も知っているだろう？」
ディナー前に、ダミアーノに言われた言葉を強調しシエルは被せるように言った。
「…では…その前に、少々お電話をお借りしてもよろしいですかな？」
ダミアーノは立ち上がり、ドアへと向かう。すると、丁度良いタイミングでセバスチャンは、お茶を持ってニコリと笑いながら現れた。
「お茶をお持ち致しました」
「すぐ戻る」
シエルに見せていた対応とは正反対の表情と声色で、セバスチャンに言い残しダミアーノは、部屋を後にする。セバスチャンは、スッと前に向き直るとシエルに紅茶を手渡した。シエルは、渡された紅茶にムッとした表情を浮かべる。
「…なんだ。香りが弱いな…」
「お客様に合わせ、イタリアの紅茶をお持ち致しました」
「イタリアの？」
「イタリアでは、コーヒーが主流で質の良い紅茶にはなかなか巡り合えないのです。…やはり、お気に召しませんか？」
「…そうだな。…気に入らない」
眉を顰めながら、返答するセバスチャンの言葉にシエルは、紅茶を見つめながらそう言い放った。
「デザートの用意をして参ります」
「ああ。最後まで存分に堪能させてやれ。ファントムハイヴ流のもてなしをな」
「
シエルの命令に、セバスチャンは目を光らせながら怪しく笑った。
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！応援してます！！ (2023年2月9日 13時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
アステル(プロフ) - Pirateさん» ご指摘ありがとうございます。すみません…今の見ると夢主ちゃんがどこぞの別次元から来たキャラみたいになっていますね。後々から黒執事の世界観に繋がるようになる予定なので、暖かく見守ってくれると嬉しいですm(__)m (2018年9月21日 21時) (レス) id: 157362e7ce (このIDを非表示/違反報告)
Pirate - 想像…いや妄想か。発想力は素晴らしいと思う…けど、原作の雰囲気をちょーっと壊しかけてるね。頑張れ (2018年9月21日 21時) (レス) id: be72be37f0 (このIDを非表示/違反報告)
アステル(プロフ) - 白桜姫さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えると、とても嬉しいです(´∇｀) (2018年9月1日 0時) (レス) id: 157362e7ce (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます。（＾ω＾） (2018年9月1日 0時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アステル | 作成日時：2018年8月29日 14時
