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「…何！？お前は、この手で○ったはず…」
アズーロ・ヴェネルは、Aに、馬乗りの状態で武器を押し付けられながら、驚愕な表情を浮かべる。
「残念でした…私には、矢…銃…そういった遠隔武器なら体に当たる事はないの。応用を効かせれば…」
「うわぁぁぁ！！この
ーバンッ！バンッ！
アズーロ・ヴェネルは、馬乗りになっているAを振り払い、腰に忍ばせていた予備の銃をAに向かい連発させた。それと同時に、アズーロ・ヴェネルは床に倒れる。その体からは、止めどない血が流れていた。
「…反射する事ができる。…最後まで人の話を聞かないなんて馬鹿な男…」
とてつもない黒い表情で小さく呟き、アズーロ・ヴェネルを見下す。だが、その時間は一時のものですぐ以前の様子に戻った。
「シエル！！大丈夫、怪我はない？？」
「それは、こっちのセリフだ…A。今言ってた事は本当なのか？」
全身血まみれの状態は変わらないAの姿を見ながら、シエルは言葉を発する。しかし、セバスチャンは驚いた様子もなくクスクスと笑っている。そんなセバスチャンを横目で一瞬冷ややかな視線を送りながらも、シエルに言葉を返す。
「本当だよ、今まで隠しててゴメンね。A家は代々、特殊能力を身に宿す家系なの。お父様は、先の未来を断片的にだけど読める≪未来予知能力≫、お母様は少しでも関わった事のある人間が死を遂げる前日に夢として認知する事ができる≪予知夢能力≫それぞれ力は違うけど特殊能力を持っているの。私は、身体自体に膜を張り、遠隔攻撃ならどんな攻撃でも無意識に防ぐ≪生体防御能力≫を持った。
「…A？」
Aは、拳を固く握る。口を閉ざすAに、シエルは目を丸くし不思議そうに名前を呼んだ。下唇を強く噛みしめ、下を向いたAは重たい口を開き始めた。
補足 A様は、武器をいつでも出せます。
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理音(プロフ) - 続き気になります！更新楽しみにしています！応援してます！！ (2023年2月9日 13時) (
レス) id: d2e2ccbd11 (このIDを非表示/違反報告)
アステル(プロフ) - Pirateさん» ご指摘ありがとうございます。すみません…今の見ると夢主ちゃんがどこぞの別次元から来たキャラみたいになっていますね。後々から黒執事の世界観に繋がるようになる予定なので、暖かく見守ってくれると嬉しいですm(__)m (2018年9月21日 21時) (レス) id: 157362e7ce (このIDを非表示/違反報告)
Pirate - 想像…いや妄想か。発想力は素晴らしいと思う…けど、原作の雰囲気をちょーっと壊しかけてるね。頑張れ (2018年9月21日 21時) (レス) id: be72be37f0 (このIDを非表示/違反報告)
アステル(プロフ) - 白桜姫さん» コメントありがとうございます！そう言って貰えると、とても嬉しいです(´∇｀) (2018年9月1日 0時) (レス) id: 157362e7ce (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます。（＾ω＾） (2018年9月1日 0時) (レス) id: feb278e6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アステル | 作成日時：2018年8月29日 14時
