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#10 ページ10

慎吾side



『________________________慎吾さんっっ』







っっ、、、





彼女だ。





彼女の声だ。






聞いたことないけど、何故か彼女の声の様な気がする。









いや、確実に。





































そこからは記憶が全くない。







不思議に自分も知らないぐらいめちゃめちゃ力が入った。


















気づいた頃にはびしょ濡れで。













涙が溢れていた。


















ふと彼女の方に目を向けると、、、
















彼女も泣いていた。


















なんやろう。。。
この気持ち。






自分でもほんまにわからん。









わからんというより認めたくないんかなぁ。










今まで運命なんてないと思ってた。


俺はそーゆうこと昔から全く信じんくて、運命とかゆうのは出会ったその時に感じるものやなくて、一緒にいるとおのずとそう見えてくるもんやと思ってた。

























でも、確実にこれは、、、









































『「________________運命」』















そう思った。

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作者名:海輝 | 作成日時:2019年8月31日 3時

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