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慎吾side
『________________________慎吾さんっっ』
っっ、、、
彼女だ。
彼女の声だ。
聞いたことないけど、何故か彼女の声の様な気がする。
いや、確実に。
そこからは記憶が全くない。
不思議に自分も知らないぐらいめちゃめちゃ力が入った。
気づいた頃にはびしょ濡れで。
涙が溢れていた。
ふと彼女の方に目を向けると、、、
彼女も泣いていた。
なんやろう。。。
この気持ち。
自分でもほんまにわからん。
わからんというより認めたくないんかなぁ。
今まで運命なんてないと思ってた。
俺はそーゆうこと昔から全く信じんくて、運命とかゆうのは出会ったその時に感じるものやなくて、一緒にいるとおのずとそう見えてくるもんやと思ってた。
でも、確実にこれは、、、
『「________________運命」』
そう思った。
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作者名:海輝 | 作成日時:2019年8月31日 3時