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若菜「あぁーーー、暑い。暑い。なんでこんなに暑いのぉおおおおおお」
『仕方ないじゃん。夏なんだから。』
今私たちは部活中。
ちなみに、一応ギター部。
私は昔から歌うのが好きでね、私がギター部入るって言ったら若菜も着いて来ちゃって、そのまま先輩に気に入られて付き合っちゃうっていう、、、
羨ましいっちゃ羨ましいけどねー笑笑
「おぉ、おはよー。早えーなお前ら。」
この人は片寄優太先輩。
そう、若菜の彼氏。
若菜「ゆうちゃーん!!おはよー〜」
『おはようございます笑笑』
いっつも2人でラブラブしてるからやんなっちゃうよねー笑笑
片寄「あっ、そういえばさ、2人って野球とかって興味ある?」
野球かぁ、もうずいぶんやってないなぁ。
引っ越しする前はやってたのにやめちゃったからなー
若菜「私は全然だけど、Aはすっごいよ!!」
片寄「そーなの?」
『一応、こっちに来る前まではやってたので、ルールぐらいは、、、』
片寄「ほんとに!?じゃあさ、はい、これ。」
と言って渡されたのは2枚のチケット。
片寄「2人で行ってきな!ほんとは俺、友達と行く予定だったんだけど他に予定はいっちゃってさー」
『ダゾーンエキサイトシート.....えっ!!!!
めっちゃええ席やん!!!!』
若菜「出た出た。ふとした時に出るかんさいべん。ってことはそんなにいい席なの?」
片寄「うん!いい席だよー。お父さんの仕事関係でさ、よく良い席のチケット貰って来るんだよねー」
若菜「へぇー。そーなんだぁ」
『でも、ほんとに良いんですか?』
片寄「いいよいいよ!2人で楽しんできて!」
『ありがとうございます!!』
プロ野球かぁ、、いつぶりだろう。
大阪に住んでた頃はよく甲子園とか行ってたなぁ。
だから私、根っからの阪神ファンなんだよねー笑笑
どうしよ、大声でやじっちゃったら笑笑
ダメだダメだ。エキサイトシートでそんなこと言っちゃったら即退場だよww
まあでも楽しみが増えて良かったなぁ。
このままだと溶けて死んじゃうとこだったよ。
この時まだ私は知らなかった。
__________この観戦が私の人生を大きく変えると言うことを。
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作者名:海輝 | 作成日時:2019年8月31日 3時