ルキside ~家族~ ページ3
『うっ………』
コ「あーあ。気絶しちゃった。ちょっとやり過ぎたかな？」
「コウ。そろそろ、仕事の時間じゃないのか？」
コ「うわ！ほんとだ！急がないと！ルキ君、後の事頼んだよ！」
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
「全く。世話の焼ける弟だ。」
『うっ……ｵﾄｳｻﾝ………ｵｶｱｻﾝ……。』
(両親の夢を見ているのか……。)
「………両親………か………。」
昔から何でも持っていた。
持っていると思っていた。
ーーーーーーーー
使用人1「あぁっ………！ルキっ様！どうか、お許しを！」
子供のルキ「謝罪など必要ない。まずは、お前の失態を言ってみろ。」
使1「ルキ様が大事になされている模型を……ふっ不注意から壊してしまいました……」
「なんだ、分かっているじゃないか。それなら、何故お前はまだ生きてる？これだけの事をしたんだ。お前にはもう、生きる価値などないだろう。おい、あれを持ってこい。」
執事「はっ。」
「自分で罰せられないのなら、手を貸してやろう。光栄に思えっよ！！」
ﾋﾞｼｯ!ﾋﾞｼｯ!
使1「うぁぁ！！ルっ！ルキ様！」
「ふっ……床に這いつくばって、惨めだな。お前はそっちの方が似合っているぞ？」
ﾋﾞｼｯ!
使1「ぐぁぁ！」
執「ルキ様…そろそろ。」
「いや、まだだ。お前にはもう少し分からせておいた方が良さそうだしっな！！」
ﾋﾞｼｯ!
使1「あぁ……！」
「これは悪くない光景だな。もっと、跪け。もっと、俺に服従しろ。ふふ……ははははは！」
何をしても良かった。
尊敬出来る父と美しい母。そんな両親の元で生まれた、貴族の家の子息。
そんな俺は、偽りのない愛情と、困ることのない裕福な家系で生きていた。
毎日が
そう感じていた。
あの日までは………。
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とっしー。(プロフ) - サヤさん» 大変遅くなり、すみません…。ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年9月5日 17時) (
レス) id: b3aa20aadc (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月30日 1時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とっしー。 | 作成日時：2021年1月31日 1時
