episode41 ページ1
『んｯ………あ…れ？私気絶してた……？』
(吸血に対しては多少なりとも慣れてきたと思ってたのに。もしかしたらルキさんたち、逆巻より力が上？)
『と言うか、ユーマさんって見張り役決めるとか言ってて、結局全員吸血はしてくるって事か。』
『………何処でもこんな扱いばっかり。もう、うんざりだよ………』
？？「へぇ〜冷血で何もかもどうでもいいっていう感じだったのに、意外と人間らしいところあるじゃん。」
『えっ？コ、コウさん?』
コ「ヤッホー♪みんな大好きコウくんだよ〜♪」
『いｯいつから居たんですか？』
コ「少なくとも、君が起きる前から居たかな〜」
『げっ』
コ「ﾌﾌｯ。君って、案外表情豊かなんだね。最初より印象大分違う。いつもそれくらいの反応してたら、もっと可愛くなるのに！」
『いや、そもそも無神の皆さんとは最初に会った原因がアレだったので。それに、ユイを狙ってるなら、敵です。』
コ「ふーん。まぁ君がどう思ってようが、オレにとってはどうでもいい事だし。そんな事より！
ねぇ、君ってオレがヴァンパイアって知ってどう思った？」
『………ん?別にどうとも？』
コ「………は〜〜〜〜ぁぁぁ。道理で反応無いわけだわ。オレもまだまだって事か〜」
『えっと、私何かおかしかったですか?』
コ「おかしいって言うより、変わってるね。いいよ。教えてあげる。何のことか、さ〜っぱり分かってないみたいだしね。オレね、アイドルやってるんだ。」
『あ〜なるほど。』
コ「流れ早いな。」
『いえ、その、元々友達からアイドルが転校して来た〜って話は聞いてて。後、何となくオーラ？みたいなのが普通の人とは違ったので。』
コ「ほんと！？オレにオーラある！？嬉しいな〜！初対面の人に反応貰えないの、アイドルやってるオレからしたら結構傷付くんだ。」
『そう、ですか。すみませんでした。その、テレビとかネットとかあんまり使わないので。』
コ「へぇ〜女子高校生なのに。………確かに、ルキ君が面白いって言ってた意味分かった気がする。ﾎﾞｿ」
『えっと、コウさん。私に何か用ですか？』
コ「ん〜？別に〜。たまたま、君の部屋の前を通ったから中に居るのかな〜って思って入ったら………
噛み跡残して、ルキ君の匂いべっとり付けた君がベッドで無防備に寝てたから、さ‼」
『なっ！』
ﾄﾞｻｯ
コ「ねぇ……君の血、美味しいんでしょ？ルキ君が吸ったんだし、オレも良いよね…？」
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とっしー。(プロフ) - サヤさん» 大変遅くなり、すみません…。ありがとうございます！更新頑張りますね！ (2021年9月5日 17時) (
レス) id: b3aa20aadc (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年7月30日 1時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とっしー。 | 作成日時：2021年1月31日 1時
