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3話 ページ3
まったく、女子って生き物はめんどくさい。
そんなこと言ってる私も女子なんだけどね。
正直、こういうことには慣れてる。 まぁ、新学期そうそうは初めてだけども。
小学校５年生ぐらいからかな、一部の女子に陰口言われるようになったのは。
人気者の幼馴染をもつのも大変なんです。
とんとんっ
後ろから肩をたたかれた。
「えりなちゃん？どうしたの？」
えりな「ねぇねぇ、明日からおべんと一緒に食べない？」
「あ、うん。 いいよ。」
えりな「じゃ、凛ちゃんに回して。」
「・・・あの、凛ちゃん。えりなちゃんが、明日から３人でお弁当食べようって。 大丈夫？」
凛「・・・・・・・・・・・」
あ、っと。これは俗に言う無視ってやつかな？
スッ
呆然と凛ちゃんの背中を見てたら、前からメモが。
こそこそ話してたら先生に怒られるでしょ。私まで巻き込まないで。
お弁当のことだけど、いいよ。明日からね。
それと、凛ちゃんとかやめて。うざったい女子みたい。
凛でいいから。私も呼び捨てにするし。
んふふ。つまり、私たちはうざったくないってことね。
凛って誤解されやすいだけで、全然一匹オオカミじゃないじゃない。
えりなだって、すごく気さくなこだったし。
私、運いいじゃない。
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作者名：あおぞら | 作成日時：2014年7月6日 21時
