2時間だけのバカンス #2 (ページ8)

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初めてページ8

side:大我

Aちゃんとやっと繋がれた夜を迎えて思い出す。

隣で眠るAちゃんの頬を撫でる。

再会した日の夜はいきなり泊まっちゃって、ちょっと申し訳なかったな。

次の朝、スウェットに引っ付くAちゃんが可愛すぎて襲いそうになったなんて言えない。

次に会った日は、可愛い猫ちゃんがいた日か。

その日はAちゃんが体調悪くて続きがお預けになったのか。

なんか俺、一生Aちゃんとセッ〇ス出来ない気がしてたけど、無事に終わってよかった。

Aちゃんはギリギリまでまだ俺との間に距離を感じてたみたいだけど、埋められてよかった。

普段は仕事ができる人って感じの雰囲気を纏ってるのに、抱きついたり、ちょっと刺激をすると急に艶かしい色気を出す。

慣れてなさそうに見えて、キスだって意外と大胆。

経験の証拠に少し嫉妬もするけど。

｢、、んん｣

だから寝言が艶かしいんだって。

2年前の車でのキスから思っていたこと。

キスであんなに気持ちいいんだから、体だって、絶対相性がいい。

そう思いながら迎えたAちゃんとの夜は想像以上だった。

熱くなりそうな感情を抑えて、満足そうに眠るAちゃんにそっとキスをした。