Rain 52 ページ3
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知念「…Aちゃん、」
真実を知った日から3日。
知念「ねぇ、お願いだから何か食べて、」
「…いらない。」
知念「食べないと、元気にならないよ。」
「…だってどうせ死ぬんでしょ、わたし。」
わたしは、自暴自棄になっていた。
何も食べたくないし、何も考えたくない。
ただぼーっと、窓の外に見える太陽と青空を眺めるだけ。
キラキラした光を見てると、
時々浮かんでくる…大貴の笑顔。
今、何してるのかな。
留置所で…辛い思いしてないかな。
雨の国と同じくらい、何故だか大貴が懐かしくて恋しくて。
「…大貴に、会いたい。」
ほんの思いつきでポツリとつぶやいてみた。
知念「…もし、」
知念「もし、大貴に会えるなら…ちゃんとごはん食べる？」
「…え、」
知念「食べる？」
「う、ん」
知念「ちゃんとごはん食べて、寝て…自分のこと大切するって約束できる？」
「…約束、する！」
チャンスの糸なのか希望の光なのかわからない。
でも逃したらいけない何かが見えたような気がした。
数秒、わたしの目をじっと見据えた知念くんは
知念「…わかった。どうにかしてみる。」
そう言って、部屋を出て行った。
大貴に、会えるの…？
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ゆき(プロフ) - 日葵さん» コメントありがとうございます(；＿；) この作品に出会ってもらえて嬉しいです!! 続き、ぜひお待ち下さい(*¨*) (2019年12月30日 15時) (
レス) id: 4036f93f9c (このIDを非表示/違反報告)
日葵(プロフ) - 続き、気になります！(実は今日、この作品を見つけて思わず一気読みしてしまった新参者…ですが笑) (2019年12月30日 12時) (レス) id: 548ecc7ae8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - あゆ岡さん» コメントありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 読みごたえがあるなんて勿体無いお言葉… 感激です(；＿；) これからもよろしくお願いします！ (2016年12月19日 19時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - yu7yu110y5u10さん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません…！コメントありがとうございます(；＿；) 早く続きをお届けできるように頑張りますね！ (2016年12月19日 19時) (レス) id: 011e61af3e (このIDを非表示/違反報告)
あゆ岡(プロフ) - 移行おめでとうございます！すごく続きがきになる、はらはらしたストーリーで、読みごたえがありましたこれからもたのしみにしてます！更新頑張ってください！ (2016年12月19日 18時) (レス) id: ca54796416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき
| 作成日時：2016年12月9日 10時
