番外編 出会い編1 ページ43
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ただ、少し冒険したいような。
そんな初夏の放課後のことだった。
『玲央っ！ごめんやっぱ私行ってくる！』
玲央「はっ、！？おいAっ、」 ガタンッ
いつも通り玲央と帰って、最寄りで降りた。
でもなにか違う気がして、ドアが閉まりそうな電車へ走った。
電車が出たあとも、ホームが続くまで走ってなにか叫んでいる玲央に、少しの罪悪感。
ごめんね、とメッセージを入れた。
(この駅じゃないな.......)
(この駅も違う.......)
1駅、1駅とホームが過ぎていく度、ここも違う、ここも違うと心の中で考えた。
『.......ぁっ、』
電車の中で思わず声が出た。
(ここだ.......！！！！)
ドアが開いた瞬間、走り出した。
そこはThe・都心 のような場所。
両親はあまりこういう所が好きでは無かったから、初めてだった。
『うわぁ.......』
高層ビル。マンション。大きな看板や、リアルタイムでニュースが流れている大型ディスプレイ。
(すごい.......キラキラしてる.......！)
男「お姉さん1人〜？ねえ、SNSやってる？教えてよ〜。」
(これが.......ナンパ、！？)
クラスメイトのキラキラしている女の子達が教室で話していたから、それとなく知っていたけど、人生初めての経験に何も言えなかった。
(失礼じゃなかったかな....無言でどこか行っちゃったし.......やっぱり都会は慣れないな.......)
見たことの無いお店の中で、唯一最寄り駅にもあるコーヒーショップが見え、とりあえずそこで休憩することにした。
カフェモカを飲み終えて、カップを捨てると、このビルにはどうやら屋上があるということに気付く。
誰も向かう素振りのないその階段に惹かれた。
『はぁ.......疲れた。』
何階分か分からないが、およそ10分程階段を上っていた。
(これは誰も屋上なんて行きたがらないわ.......)
屋上、と書かれたその扉を開けると、綺麗な景色が広がった。
『うわぁ.......！』
柵に駆け寄って声を出したと同時に、ガタッ、と音がした。
『っえ、』
音の元を探していくと、それは隣のビルの屋上。
『なっ.......！何してるんですかっ！？』
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メレンゲドール - 豆腐の凉宮さん» まじそれなっです♫ (7月4日 20時) (
レス) id: 8eb40be3b6 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐の凉宮 - 天喰さん宅をできたら御願い致します！13時さん愛してますｺｯ☆ chu♪キモくてすいません (5月8日 22時) (レス) @page26 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 瀬呂さん宅も出来れば書いて欲しいです……！ (2023年2月20日 15時) (レス) @page26 id: e6157bceda (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 轟さん宅も書いてほしいです！主人公と電気君のむかしのからみもみてみたいです。たくさん送ってしまい申し訳ありません。 (2022年12月12日 13時) (レス) @page42 id: f3f89661a7 (このIDを非表示/違反報告)
13時(プロフ) - リクエスト受け付けてますのでぜひお気軽に書き込んでください、！ (2022年11月19日 20時) (レス) id: aa9189fcbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：13時 | 作成日時：2022年9月16日 19時
