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電「俺の、元カノなんだ。」
やっと振り絞った声で、電気君はそう言った。
『うん。』
しばらく沈黙が続いて、街を行く人達がチラチラとこちらを見ながら通り過ぎる。
電「その、あの人のお父さん、真大さんは、俺の命の恩人なんだ。」
聞けば、麗さんのお父さんもヒーローだったらしく、ずっと前に命を助けてもらったらしい。
電「ごめん、恩人が危ない状況だって聞いて、焦って.......でも、Aにきちんと聞くべきだったね。ごめん。なんなら今からでも、『いいよ。』.......え？」
『なにかやましいことがあるなんて、思ってないよ。電気君のこと、信じてる。』
(！？)
少しの沈黙のあと、力強く抱擁された。
電「ありがとう。A、愛してるよ。」
(.......ごめんなさい。)
信じてる、なんて言ってしまったけど、本当はどこかで、いや、心の大きなところで、貴方が過去を選んでしまうんじゃないかって、そう思ってしまう。
罪悪感を覚えながら家に帰って、お風呂に入って寝た。
.
.
.
ピーンポーン.....ピーンポーン
大きな機械音で目が覚め、ガバッ！！と起き上がる。
『はっ！』
(待って今何時！？)
隣に電気君が寝ているところを見ると、そこまで遅くは無いと思うけど...
(..わああどうしよう....髪ボサボサ.......)
『は、はーい！！！』
ガチャッ、
瀬「お、おはよう。朝早くにごめんね。」
『え、瀬呂さん、！？』
そこに居たのは、雨の日に傘を貸してくださった瀬呂さん。
『あ、あの、あの時はありがとうございましたっ！！！』
頭を下げてハッ、と気付く。
(寝起き.......髪ボサボサ.......すっぴん.......)
『あ、わわっ、すいませんあの、お見苦しいものをっ....！で、電気君ですよねっ！呼んできます！』
バタバタと廊下を走って寝室に入ると、電気君が眠そうな目で起き上がっていた。
電「A....おはよう。」
『あ！ぁあの、瀬呂さんが来ててっ』
電「瀬呂？分かった。」
目を擦りながら廊下に出ていく電気君を見ながら髪を梳かす。
(.......恥ずかしい..............)
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メレンゲドール - 豆腐の凉宮さん» まじそれなっです♫ (7月4日 20時) (
レス) id: 8eb40be3b6 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐の凉宮 - 天喰さん宅をできたら御願い致します！13時さん愛してますｺｯ☆ chu♪キモくてすいません (5月8日 22時) (レス) @page26 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
咲 - 瀬呂さん宅も出来れば書いて欲しいです……！ (2023年2月20日 15時) (レス) @page26 id: e6157bceda (このIDを非表示/違反報告)
ひな - 轟さん宅も書いてほしいです！主人公と電気君のむかしのからみもみてみたいです。たくさん送ってしまい申し訳ありません。 (2022年12月12日 13時) (レス) @page42 id: f3f89661a7 (このIDを非表示/違反報告)
13時(プロフ) - リクエスト受け付けてますのでぜひお気軽に書き込んでください、！ (2022年11月19日 20時) (レス) id: aa9189fcbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：13時 | 作成日時：2022年9月16日 19時
