今日から、犬になりました。 - JK -

＊D 36 ページ36

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大きい門の横のインターフォンを押すと




『はい』



不機嫌なジョングクくんの声がした




「Aだけど...」



今日はヒョンジュさんが出てこないんだ...






名前を名乗ると、

ゆっくりと門が開く





玄関は開いていて、
ジョングクくんの部屋に向かった




何回か行ったからもう迷わないな



ジョングクくんの部屋のドアを開けると






「え？！ジョングクくん？！」




JK「ちっ、うるさい....」




しんどそうに寝ているジョングクくん



「熱....？」




JK「お前のがうつったんだよ

看病しろ」



「ごめん....

ヒョンジュさんは？」



JK「執事の研修に行った」




ええ......



「薬は？飲んだ？」



JK「いや」


「もう、飲まなきゃ」





JK「ん、」



ん、？


口を開けて待っているジョングクくん



飲ませろって？？




仕方なく薬とお水を持ってきて、ジョングクくんの口に流し入れてあげると


ごくん、と薬を飲み込んだ





JK「まず、」



「そりゃ、薬だもん...」




こんな大きな家で、ジョングクくん一人でいたなんて....



寂しかっただろうな



JK「なに」



「い、いや...

あ、そうだ
お腹空いてない？」




JK「微妙、

ってかご飯はいいからここにいろ」



「え...？」




そう言って、目を瞑って寝だしたジョングクくん




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