今日から、犬になりました。 - JK -

＊D 2 ページ2

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「え....ここ..？」



まじで言ってる？





不登校のジョングクくんの家に来たんだけど




でかすぎない....？




「まさかのボンボンですか....」



ドラマで見る豪邸ですかってくらいに家が大きい




恐る恐るインターフォンを押す





しばらくして


“ どちら様でしょうか ”



と声がした



「あ、ばんたん高校ジョングクくんと同じクラスのキムAといいます」





“ わざわざ来てくださったのですね

門を開けますのでそのままお入りください ”





大きな門が開き、

足を踏み入れる





玄関に向かうと

『ジョングク様のお部屋にご案内致します』



お手伝いさん？みたいな人に案内される





こんなに大きな家に住んで、

お手伝いさんまでいるなんて、


ジョングクくんって一体どんな人なんだろう....






ジョングクくんの部屋に着くまでどれだけの部屋を通り過ぎたか....




『こちらです

ジョングク様はまだ帰っていませんので、あちらのソファーにお掛けになってお待ちください』




「わ、わかりました」




ジョングクくんの部屋は黒を基調とした部屋で、

なんか大人っぽい部屋だった




「...うわぁっ」


ソファーが柔らかい....



なんかもういろいろ高級感出てるんだけど...



「あ....」


ジョングクくんってピアノするのかな



部屋の隅のほうにピアノが置いてある




ちょっとだけ、触ってもいいよね




椅子に座って、ピアノに触れる


「綺麗な音...」



簡単な曲を弾いてみるけど、なんかその曲でさえいつもとは違う綺麗な音色に聞こえる





しばらくピアノを触ってると



足音が


「やべ、早く戻らなきゃ」



立ち上がって歩こうとした瞬間








「うわ！！！」









________ガッシャーーーーーーーンッッ






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