い ち じ く ２ - 95z -

いちじく ７７ ページ27

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「ねぇ、どうして....」




TH「ごめん、

でもAに少し考えてほしいんだ


自分の気持ちから目を背けないで」









TH「Aが本当に好きな人は誰....？」







最後にテヒョンが言った言葉





“ 俺はいつでも待ってるから ”






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あれからどうやって帰ってきたのか、わからない




ただ、ぼーっとテヒョンが言ったことだけ考えてた







JK「ねーちゃん？」




「ん...？」





JK「考え事？」




「まぁ...」






JK「ねぇ、

最近ねーちゃん元気ないけど」





JK「テヒョンさんとなんかあった？」






グクには全部話してる



今日のこと以外は








グクに全てを話した




自分だけではどうしようもなかったから








JK「そっか....



テヒョンさんに距離置こうって言われて


ジミンさんの顔は浮かんだ？」








思い返してみるけど、




頭の中でテヒョンと離れることが嫌だってことしか考えてなかった





「ううん」





JK「ねーちゃん、


それはちゃんとテヒョンさんが好きだってことだよ」






「でも、わたし

ジミンに好きって言われてドキドキしちゃった」





JK「それは “前に” 好きだったからでしょ？」





「え....？」






JK「テヒョンさんに距離置こうって言われて、

テヒョンさんのことしか考えられないなら、


それはジミンさんのこと過去のこととして受け止めれて、

テヒョンさんと前に進もうって思ってるからじゃないの？」








わたし、




グクに言われて気づくなんて.....









行かなきゃ....








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