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｢何様のつもりだてめぇ神様か！？あ！！？」
ブラック降臨……!!
｢そりゃすげぇや｡なんとか言えよ神様！！鳴けオラ！！」
ブラックにより理性をなくした潑春は､会長の胸ぐらを掴み容赦なく揺らしまくっている｡
｢おいやめとけよ！！素人相手に…」
｢うっせぇバカ猫｡横やり入れんなバカ猫！！」
｢バカって言うな！なぐるぞクソガキャァ！！」
｢あ"あ"！？偉そうにすんじゃねーよ！！前回のファイトじゃシッポまいて逃げやがったクセに！！」
｢ありゃてめぇが勝手に完結させたんだー！！」
｢てっめぇ
｢どっちもどっちだボケッ！！｣
もうしっちゃかめっちゃかである｡
夾まで騒ぎ出したため､もう何をどう止めたらいいのか分からずAと透は引き気味に､由希は半ば諦め気味で見ている｡
｢ナマエカタカナもトールも飴舐める？｣
紅葉に至っては完全に飽きていた｡そうしてる間にも潑春の暴走は続く｡
｢おいこらねーちゃん」
｢ひっ！｣
｢からむなよ！！」
ついには会長に付き従っていた女子生徒にまで絡み始めた｡
｢あんたどう思うよ｡例えば紅葉とかよぉ｡あのカッコでいいと思わねぇ？黙ってりゃでかくなんだし､男のカッコなんてそれからでもいいんじゃん？カッコよくなるぜぇ｡想像するだけで楽しみじゃねぇ？」
｢｢…………いい！｣｣
｢洗脳されるなぁ！！なっ､なっなんなんだ君は！前代未聞だ！！」
｢やっぱ個人に似合ってるカッコが一番だよなー？」
｢いいものか！！それはただのワガママであり他の生徒に対しても…」
｢しつっけぇなてめぇも…｡ンじゃもしも
由希が女の制服着てたらどーするよ！！」
その言葉により会長は一時フリーズしたものの､やがて……｡
｢いい……！！｣
｢よくない！！｣
涙を流して天を仰ぎ始めた｡
｢春……｡いい加減にしないと縁を切るぞ……っ」
｢綾｡言葉の綾｡怒っちゃヤ」
｢最高だー…」
｢想像するな!!」
由希はマジギレする勢いで潑春と会長に怒鳴る｡心做しか顔が真っ青だ｡
｢い､いかん｡私とした事がつい…｡なかなか手強い青年だね｡草摩撥春くん…｡
ならばその髪！！それが地毛であるという釈明ができるのかな！？」
｢できるもーん｣
｢ほっほーうっ！どう立証する！？証拠はあるのか！？れっきとした！！」
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作者名：言ノ葉 | 作者ホームページ：https://twitter.com/KotohaJNWEST?s=09
作成日時：2020年7月17日 13時
