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俺だったら絶対反対っすね!!
軽く死ねって感じっす”







《……………………》



上 ノ 山 立 夏 会 議 終 了 。









「ーーーくん。


上ノ山君!」

「ーーあっ」

「生きてる?」






や ば い 。









*****

「ただいま」

「おかえりなさい!ねぇ冬ちゃん、少し相談が……あれ。りっちゃん?」

「よ、よぉ……」


Aが帰ってきた真冬を出迎えると、真冬の隣には何だか神妙な面持ちの上ノ山がいた。


「いらっしゃい。どうしたの?」

「ちょっと、聞いて欲しいことがあるんだけど……」

「………………」


真冬の言葉に頷く上ノ山を見て、Aは笑顔で「うん」と返事をした。


「はい」

「ありがとう」

「サンキュ」



2人に麦茶を差し出して、Aも向かいの席に座る。


「それで?聞いて欲しいことって何?」

「うん。……あのね」

「俺達のこと、認めて欲しいんだ」

「……上ノ山君」

「お前にとって、真冬がどんなに大切なやつかは知ってる。もちろん、真冬がお前の事本当に大切にしてる事も。

これからはちゃんと、俺も一緒に大事にしていくから。真冬の事も、お前の事も。
たくさん、迷惑かけると思うけど」


「頼む」と上ノ山は静かに頭を下げた。
Aはそれを冷静な気持ちで見た後、クスッと笑った。


「りっちゃんってば、まるで結婚の挨拶に来たみたいになってるよ」

「けっ!?」

「でも、そっか」


目を閉じて、噛み締めるようにそう答えた。
真冬の気持ちも、上ノ山の気持ちも知っていたから、いつか通じあってくれたらとは思っていた。
こんな早いとは思ってなかったけれど。


「ねぇりっちゃん、私の幸せはね、冬ちゃんの幸せの上にあるの」

「真冬の上……?」

「うん。冬ちゃんが幸せでいてくれる事が、私の一番の幸せ。
だから、泣かせたら本気で許さないからね」

「……わかった」

「冬ちゃん」

「A……」

「良かったね。本当に、良かった……」


今度こそ、無くしませんように。
Aは真冬の手をぎゅっと握って、強くそう願った。

3→←#11「もう一度、何度でも」



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設定タグ:ギヴン , 夢小説 , BL   
作品ジャンル:アニメ
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- 最近ギヴンにハマった20代ですが、こちらの小説ほんっっっとうに最高です!!!!夢主の行動・気持ち・考えなど文からとても伝わってきて読みやすいです。お忙しいと思いますが、完結に向けて頑張ってください。楽しみにしております!! (2020年4月30日 13時) (レス) id: e8737ae1a9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - アニメ終わって落ち込んでたら、映画っ!嬉しすぎて……2020年まで頑張っていけそうです!言ノ葉さん最終話までお疲れ様でした!番外?リクエストも更新、楽しみにしてます!に (2019年9月20日 15時) (レス) id: 7ef2d991dc (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - はじめまして!梶さんと春樹とのお話を書いてほしいです! (2019年9月20日 10時) (レス) id: eb587ffa62 (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - マシュマロが通信制限で使用出来ないのでボードの方に感想、リクエスト書かせて頂きました。御手数ですが見て頂けると嬉しいですよろしくお願いします。 (2019年9月18日 5時) (レス) id: 1c640baa7c (このIDを非表示/違反報告)
言ノ葉(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます!雨月さんめっちゃ美人ですよね……。10話の耳かけスタイルがとても色気爆誕でやばかったです…… (2019年9月16日 21時) (レス) id: 50b948882d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:言ノ葉 | 作成日時:2019年8月30日 15時

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