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え？なんで真冬の家にAがいるんだ？あれ？あ､そうか幼なじみだもんな｡え？でもあれ？ん？？？
｢あ､りっちゃんお見舞いに来てくれたの？｣
｢お､おう｣
｢ありがとう｡あ｣
平然と上ノ山を受け入れたAに､思わず普通に返事してしまった｡
そしてなんか足元に白い塊がわちゃわちゃまとわりついてる｡
｢こらタマ｡こっちおいで｣
｢なんでネコみたいな名前付けてんだよ！！｣
｢毛玉っていうの｡よろしくね｣
｢くそ！！｣
まんまじゃねぇか！！！
｢……上がらないの？｣
｢ん｡差し入れ｡俺はすぐ帰るから｡今お袋さんいないっ言ったから､様子見に来ただけだし｡Aがいるんならいいだろ｣
内心聞きたいことはたくさんあったが､今は病人だし日を改めて聞くしかないなと思った矢先､真冬はそのまま座り込んでしまう｡
｢って……おいおい！ここで倒れるなよ｣
｢タマちゃん､め｡おいで｣
真冬にじゃれつく毛玉を抱っこして､Aは駆け寄ってきた上ノ山を見る｡
｢ごめんりっちゃん｡ベッドまで運んでくれないかな｡荷物部屋に置いていいから｣
｢おう……｣
上ノ山は真冬をベッドに寝かせ､布団を被せた｡
｢ありがとう｡あ､これ熱冷まシートの替え｡これ取りに行ってたらいつの間にか冬ちゃんが玄関にいるからびっくりしちゃったよ｣
｢……悪い｡真冬一人だと思ったからプリンとアクエリ一つずつしかなくて｣
｢大丈夫だよ｡……良かったら､ついててあげて｣
｢え？｣
｢私リビングにいるから｡何かあれば言って｣
｢あ､おい｣
Aは上ノ山に熱冷まシートを渡すと､そのまま上ノ山の差し入れを持って､毛玉を残し部屋を出ていった｡
(あいつ､なんか大人っぽくなった？いや昨日の今日でそんな変わるわけねぇし……)
仕方なく上ノ山は熱冷まシートを真冬のおでこに貼る｡
するとその冷たさで真冬はぼんやりと目を開ける｡
｢……帰るの？｣
｢帰るよ｡俺いても邪魔だろ｡寝てろよ｣
｢まだ､いて……いいよ｣
｢お前は何だかんだ押し強ぇよな！｣
＊＊＊＊＊＊＊＊
｢あ｡冬ちゃん寝た？｣
｢お､おう｣
｢座って｡お茶入れるから｣
｢あ､いやもう帰るし……｣
｢聞きたいこと､あるでしょ？｣
ね？と笑うAに､上ノ山はう……と声を詰まらせつつ､Aの前に座った｡
｢お前は体調大丈夫なのか？｣
｢うん｡私は少し喉が痛いだけだから｡薬飲めば治るよ｣
｢そっか｣
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に - 最近ギヴンにハマった20代ですが、こちらの小説ほんっっっとうに最高です！！！！夢主の行動・気持ち・考えなど文からとても伝わってきて読みやすいです。お忙しいと思いますが、完結に向けて頑張ってください。楽しみにしております！！ (2020年4月30日 13時) (
レス) id: e8737ae1a9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - アニメ終わって落ち込んでたら、映画っ！嬉しすぎて……2020年まで頑張っていけそうです！言ノ葉さん最終話までお疲れ様でした！番外？リクエストも更新、楽しみにしてます！に (2019年9月20日 15時) (レス) id: 7ef2d991dc (このIDを非表示/違反報告)
蓮華 - はじめまして！梶さんと春樹とのお話を書いてほしいです！ (2019年9月20日 10時) (レス) id: eb587ffa62 (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - マシュマロが通信制限で使用出来ないのでボードの方に感想、リクエスト書かせて頂きました。御手数ですが見て頂けると嬉しいですよろしくお願いします。 (2019年9月18日 5時) (レス) id: 1c640baa7c (このIDを非表示/違反報告)
言ノ葉(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます！雨月さんめっちゃ美人ですよね……｡10話の耳かけスタイルがとても色気爆誕でやばかったです…… (2019年9月16日 21時) (レス) id: 50b948882d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：言ノ葉 | 作成日時：2019年8月30日 15時
