# 真っ赤な顔 ページ4
.
prrrrrrr……
お昼過ぎ、
机に置いてた携帯が鳴った。
ディスプレイには知らない番号。
「 はい、もしもし？」
岩本『 あ、Aちゃん？照です。』
出れば、相手はひーくんだった。
なんだろう？
一瞬そう思ったけど、
「 ひーくん、どうしたの？」
岩本『 いや、翔太、体調悪そうでさ…。
迎えに来てやってくれない？』
そう言われたと同時に、
朝辛そうだった翔太くんが浮かぶ。
「 …分かった、すぐ行く！」
やりかけてた家事をやめて
マスクとカイロ、
あとはブランケットを手提げに入れて
急いで家を出た。
.
スタジオに来るのは
着替えとお弁当を持ってきたあの日以来。
相変わらず警備員さんに話せば
すぐに入れてもらえて、
今日はエレベーターも待たずに
階段でスタジオまで駆け上がった。
『 翔太くん……！』
スタジオに入ったら
割と真ん中あたりに人だかりがあって、
見たら顔を真っ赤にして
横になってる翔太くん。
佐久間「 Aちゃんっ、こっち！」
『 はい…っ。』
さっくんに腕を引かれて
翔太くんの元に駆け寄る。
『 翔太くん、大丈夫…？』
そう聞いたら
薄っすら開いた目と一瞬目が合って、
けどそのまま翔太くんは
すぐに目を閉じちゃった。
『 …涼太っ、どうしよう、』
宮舘「 落ち着いて。熱は結構あるけど、
多分ただの風邪だと思うから大丈夫。」
『 …っ、うん。』
目黒「 今日車だけど、病院行きます…？」
『 めめちゃん、…いいの？』
目黒「 もちろん、
翔太くんとAちゃんのためなら！」
.
たまたま車で来てためめちゃんが
暖房をガンガンにつけてくれて、
涼太に付き添ってもらって
4人で病院に行った。
ふっかくんたちも心配してくれてたけど、
スタッフさんたちのことは
任せてって言ってくれて。
『 本当… みんな優しいね…？』
後部座席で
私に膝枕されて寝てる翔太くん。
その顔を撫でたら、
可哀想なぐらいに熱かった。
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みみみみみ《青》 - 初めまして！この作品ちょっと凄すぎません？！笑 私は、しょぴが大好きなのですが、うわぁ、やら、ぎゃー、やら叫びながら読ませて頂いております。この話を読むのは、実際2回目です。それぐらい、凄いってことです！これからも頑張って下さい！応援してます。 (2020年4月13日 9時) (
レス) id: 022517cb43 (このIDを非表示/違反報告)
sst - はじめまして！この作品が好きで続編が気になってしょうがないです！『恋愛禁止のレンタル彼氏』大好きです！どちらも更新頑張って下さい！！ (2020年3月16日 8時) (レス) id: 62a0074be2 (このIDを非表示/違反報告)
も！(プロフ) - はじめまして！望穂さんの書く病系は読みやすくて好きです！更新まってます！ (2020年3月15日 4時) (レス) id: 9f5c0d9894 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - はじめまして！！病系苦手な私にとってはこの作品は本当に大好きです＾＾良ければこういう系のお話もっと書いて欲しいです！！(^^;) (2020年3月15日 3時) (レス) id: eee3c4021b (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 待ち遠しくて一日に何回も更新確認しちゃってます！ (2020年3月15日 1時) (レス) id: 166ab69c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望穂
| 作成日時：2020年3月12日 21時
