【アイナナ】大好きな歌を、大好きなキミへ。番外編（仮） (ページ10)

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陸「第9話！」一織「突然ですが、ホワイトデーということで」陸「ホワイトデーのお話です！」ページ10

ー楽sideー

今日はバレンタインにチョコを貰った男子が女子へお返しをする日なのだが＿＿＿＿＿＿

百「うわぁぁー！どうしよー！！」

天「……どうしよ」

陸「どどどどうしますか！？」

共同寮が限りなくパニックになっていた。

本日ホワイトデーと言うことで「女子組へお菓子を作ろう！」ということになったのだが、その女子組と言えばだ。

全員仕事で詰め詰めになっており、渡せる状態ではないのだ。

あとバレンタインにくれたものがハンパないほど豪華だったのだ。

大和「お兄さん、宙がくれたチョコレートより美味いもん食ったことないわ」

楽「激しく同意」

宙はその日の番組撮影でお世話になった人達や撮影でお世話になった人には手作りのクッキーを、そして俺達には一人一人使うチョコレート等を変えて、好みに合うものを作り上げたのだ。

龍「渚ちゃんも凄かったからね！？」

三月「あれか………あの全員の似顔絵の描かれたケーキ」

一織「クオリティが高くて驚きました」

天「涙の物も美味しかったよ」

環「王様プリンの形をしたチョコレート！」

壮五「確かに美味しかったよね」

ナギ「OH………お返し、難しいですね」

ーシーン

千「……ならいっその事、サプライズする？」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿

と言うわけでそろそろ女子組が紡までを引き連れて帰ってくるらしいから、全員揃って玄関に待機。

ここでパーっと何かしようと言うワケなのだが………帰ってこない。

一体どうしたのだろう、と電話を掛けようとしたとき＿＿＿＿＿＿

宙「ただいまー！」

渚「ただいま」

涙「ただいまー」

紡「お、お邪魔します」

男子組「Happy Whiteday！」

女子組「へ？」

お。驚いてる驚いてる。

嬉しいな………って＿＿＿＿＿＿

楽「どうした全員揃ってその大量の紙袋は!!」

紡「全てCOURAGEの皆さんが受け取った物です……」

渚「今年はいつもより多いね」

涙「宙のアイデアが上手くいったからね」

壮五「宙さんのアイデア？」

宙「そ。抽選で当たった人各十名、計三十名の方には私達一人一人が作った手作りチョコを、惜しくも抽選に外れた中から千名様に手作りクッキーが渡されました」

渚「したらファンの人からのお返しでレッスン場がほとんど埋まってて、大変だったんだよ?」

涙「紡ちゃんに手伝って貰ってようやく終わったんだ。その他に現場でも貰えたし」

男子組「COURAGEすげぇ………」